丁巳は六十干支の54番目の干支です
心の世界観
丁巳の世界観は、真夏の青空の下で燃え盛る強烈な炎を象徴します。明るい空を背景に、熱気を放ちながら激しく揺れる炎をイメージ…これが丁巳の人の心の奥底に広がる心象風景です。日中の炎が遠目には目立たないように、丁巳の人は穏やかで素朴な印象を与えながら、その内側には燃え立つ情熱を秘めています。大らかで親しみやすい性格が特徴で、誰に対しても優しく、親切に接します。気さくな性格に加え、細かいことを気にしない度量の広さがあり、その包容力から多くの人に慕われます。夜の闇を切り裂く炎のような過剰な自己主張はなく、自分が好きなことにだけ情熱を注ぐ姿勢が丁巳の人の魅力です。一見柔軟に見えながらも、内心は高いプライドを持っており、他者に縛られることを嫌うマイペースな独立心が強い人です。表面は人当たりがよくソフトですが、内面は頑固で繊細な神経を持ち、常に完全性を求めるので人に任せるのは苦手。その為に自分なりの世界をつくり、群れることを嫌う孤高な人が多い。強烈な個性やバイタリティーさを持つが、表面の人当たりの良さから最初は個性が伝わらない。しかし、鋭く研ぎ澄まされた感性を持つので、その表現力が開花すれば世の中の脚光を浴びる運を持っています。自分が心から熱中できるものを見つけたとき、驚くほどの集中力を発揮し、目標に向かってひたすら突き進みます。理想を追い求めるストイックさを持ちながら、困難な状況にも屈せず、自分を信じて努力し続ける力強さが特徴です。しかし、その情熱はあくまで自分が興味を持った分野に限られ、それ以外には淡白な態度を見せることが多いです。ただし、この情熱が行き過ぎると、燃え尽きてしまうこともあります。一時的な情熱で突き進む一方で、熱が冷めると物事が続かなくなる場合も。感情に左右されやすく、内面では繊細で神経質な側面も見られます。また、丁巳の人は鋭い直感と閃きを持ち、知的で感受性が豊かなのも大きな特徴です。論理的な思考だけに縛られることなく、感覚に基づいて素早く正確な判断を下せる能力を持っています。丁巳の人が理想的な人生を歩むためには、夏空の下で燃え盛る炎のように、自分の情熱を得意分野に注ぎ込みながら成長していくことが重要です。情熱だけに頼るのではなく、合理性と計画性を取り入れることで、持ち前の集中力とスケールの大きさを活かし、さらに大きな飛躍を遂げることができるでしょう。研究心旺盛で、学者肌・職人肌のため、学問・技術・芸能等で活躍する男性も多い。また、プライドが高くい性質から、サラリーマン職向きとは言い難いです。
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②五行:火(天干)-火(地支)/比和(同気)
③種類:専旺干支
④十二運:帝旺
⑤納音:沙中土(音律:宮、納音五行:土)
⑥納音十二運:自絶
⑦空亡:子丑
⑧羊刃:未
⑨六壬神課の十二天将:騰蛇
生まれ持った性質(日柱干支)
ぱっと見はとっつきにくそうですが、人当りは良く、図太くも見えますが、内面は意外と神経質です。アイディアが豊かで、基本的には学者肌、研究心も旺盛です。男性は学問・技術・芸能で成功率が高い星です。一般にプライドが高く屈する事が出来ないのでサラリーマンにも余り向きません。自尊心が高いので、時に横柄で高飛車な態度になることもありますが、基本的姿勢は真面目で、理想を持った人です。ただ、内面に猜疑心と嫉妬深いところもあるので、気をつけないといけません。周囲の敏感な人には、そんな所が二重人格的と誤解されることもあります。
運気の傾向【丁巳 帝旺 土性 沙中土】
この日生れの人の運気は上の中とします。朗らか性格で、だれからも愛される、人気の的となる人です。一芸一能に秀いでる。目上の引立てもある。思慮も深く、趣味も高尚。そして財運にも恵まれる。万事幸せづくめのようですが、総じて移り気の性分なのが欠点です。そして中には落ち付きのない、オッチョコチョイの軽はずみの人もいて、頭の中はカラッポで、実意のない見かけ倒しの人がいたり。或は感傷に流れ、ノイローゼになって、ハキハキせず、ボンヤリと日を暮すような人もいます。それに男難、女難、異性情事のいざこざで失敗し、不幸になる人もいて、世の中もさまざまです。またこの生れは嫉妬深く、感情にこだわり、意地を張って、自から不幸を招くことがあり注意しなければなりません。
とかくその人気や、才智におぼれることなく、広い視野から、その道の奥を探り窮めて行き、一心に努力、積極的な行動をする処に幸せが輝きます。病は脳病、中風、癌、肺病などに注意。
日干が「丁巳」の有名人の例
【男性】
橋本龍太郎(国会議員、首相、自民党、父と弟も政治家、剣道)
海部俊樹(国会議員、首相、自民党→民主党、愛知県選出)
菅直人(国会議員、民主党、社会党→民主党、厚生相)
袁世凱(中国の軍閥政治家、中華民国の第2代臨時大総統)
大野明(国会議員、自民党、元運輸相、岐阜選出)
荒船清十郎(国会議員、自民、参議院議長→ユーモア溢れる采配)
徳田球一(政治家、共産党創立メンバー、理論派)
佐治敬三(経営、サントリー・社長、ビール業界に参入)
山下静夫(経営者、オッペン化粧品の創業者)
野間惟道(経営者、講談社・社長)
水谷研治(経済評論家、東海総合研究所・社長、TV出演)
新島襄(教育者、同志社大学設立)
大西良慶(仏教僧、清水寺貫主、北法相宗創設、長寿)
五味康祐(剣豪作家、手相、『柳生武芸帳』、芥川賞)
ジェームズ三木(作家、脚本、妻と泥沼の離婚訴訟)
西村寿行(作家、推理SF、『黄金の犬』、兄は作家・西村望)
豊田有恒(SF作家、『モンゴルの残光』『地球の汚名』)
川端玉章(日本画家、川端画学校開設)
石ノ森章太郎(漫画家、『サイボーグ009』『仮面ライダー』)
松本零士(漫画家、「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」)
富野由悠季(アニメプロデューサー、「機動戦士ガンダム」)
中村橋之助(歌舞伎俳優、妻は女優・三田寛子)
片岡千恵蔵(俳優、時代劇)
久米明(ナレーター・俳優・声優、日大の教授、独特の語り口)
左とん平(俳優・タレント、愛嬌のある表情ととぼけた味わい)
藤岡琢也(俳優、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で父親役)
哀川翔(俳優、ヤクザ映画が多い、”Vシネマの帝王”)
隆大介(俳優、ブルーリボン賞新人賞・エランドール新人賞受賞)
別所哲也(俳優、ハムのCM、日本アカデミー賞新人賞、慶応卒)
左とん平(俳優、タレント)
坂上二郎(俳優、タレント、<コント55号>)
伊福部昭(作曲家・音楽教育者・毒舌、「ゴジラ」「大魔神」)
千昌夫(歌手、事業家、負債は一時2800億にものぼった)
吉田健一(津軽三味線、”吉田兄弟”の弟、若い人にブレイク)
結良(ベーシスト、ヴィジュアル系ロックバンド・<Kra>)
ガダルカナル・タカ(タレント)
森野熊八(料理研究家、調理師、タレント)
山形美房(レポーター、ワイドショー)
舞の海秀平(相撲、幕内、タレント、技能派、”平成の牛若丸”)
龍虎(相撲、幕内、俳優)
山本郁榮(レスリング選手、息子・娘達もレスラーとして活躍)
今中慎二(野球、投手、中日ドラゴンズ、天才左腕)
中村俊輔(サッカー選手、海外でも活躍、MF〝黄金の左足〟)
土御門泰栄(公家、正二位、陰陽師、陰陽頭、天文博士)
林旺陽(占術家、四柱推命・天啓神通易、旺陽学開祖・佑命舎)
臼井甕男(レイキ創始者、断食修行で開眼→〝手かざし治療〟)
常石敬一(神奈川大学教授、TVコメンテーター、生物化学兵器)
小泉武夫(農学者・発酵学者、日本発酵機構余呉研究所・所長)
ウォルト・ディズニー(アニメーター、実業家、プロデューサ)
ハイゼンベルク(理論物理学者、量子力学・不確定性原理提唱)
エディー・ジョーンズ(ラグビー・指導者・コーチ〝鬼軍曹〟)
エーリヒ・ハルトマン(ドイツ空軍軍人・パイロット、撃墜王)
J・S・バッハ(バロック音楽家・オルガン奏者〝音楽の父〟)
ジョニー・キャッシュ(歌手、多くのミュージシャンに影響力)
ネイサン・チェン(フィギュアスケート、五輪初の4回転成功)
【女性】
小谷真生子(キャスター、元客室乗務員、美貌・知的・英語堪能)
深田萌絵(ビジネスアナリスト、実業・投資家〝株アイドル〟)
山崎洋子(推理小説、シナリオ、『花園の迷宮』で江戸川乱歩賞)
島田奈美(音楽ライター・クラブDJ、タレント・歌手は引退)
寿美花代(女優、俳優・高島忠夫の妻、宝塚音楽学校卒)
吉沢京子(女優、TV「柔道一直線」ヒロイン)
吉行和子(女優、若い頃は喘息だった、母:吉行あぐり)
坂口良子(女優、再婚、横行結腸癌&肺炎→急死、娘も元女優)
小川範子(女優、「はぐれ刑事純情派」娘役、22歳年上と結婚)
伊藤歩(女優・声優・音楽活動、「サントリーオールド」CM)
楠田枝里子(タレント、司会)
愛染恭子(女優、元ポルノ、日本初の本番女優、映画「白昼夢」)
麻上洋子(声優、講談師、「宇宙戦艦ヤマト」で森雪の声)
訪星珠(西洋占星術、文庫新書本多数、上品で優雅な美人鑑定家)
黒崎えり子(ネイリスト・エリコネイル社長“ネイルの女王”)
丸山晴美(節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナーも)