ご自身の内側から計り知れないほどのエネルギーが湧き上がり、思考は明晰で世界がまるで自分と完璧に「調和」しているかのように感じられる日。
あるいは、何をしても空回りし心がざわつき、世界と自分自身との間に見えない「不協和音」を感じる日。
この私たちの内なる感覚の違いは、一体どこから来るのでしょうか。
いにしえの叡智は、その答えを二つの偉大な法則の中に見出していました。一つは、私たちの身体に眠る七色のエネルギーセンター『チャクラ』。そしてもう一つは、私たちの国の言葉の奥深くに息づく創造の力『言霊(ことだま)』。
一見無関係に見えるこの二つの世界が、実は完璧なハーモニーを奏でる一つの壮大な「交響曲」であるとしたら。
そのあなたの魂の音楽を、自らの意志で美しく調律するための知的な旅へご案内します。
Chapter1. 内なる虹七つのチャクラ
チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」を意味する、私たちの生命エネルギー(プラーナ【氣】)が出入りする主要なエネルギーセンターです。
それは、私たちの背骨に沿って大地から天へと向かう七色の「虹の階段」のように存在しています。
それぞれのチャクラは、特定の身体部位や心理的なテーマと結びついており、私たちの意識の異なる次元を司っています。
第1~第3チャクラ:『地上』の領域
生存、感情、そして個としての力。私たちが、この現実世界を力強く生きていくための根源的なエネルギーの土台です。
第4チャクラ:『天と地の架け橋』
全てを繋ぐ愛と調和の中心。地上的なエネルギーと天上的なエネルギーが出会う神聖なる交差点です。
第5~第7チャクラ:『天上』の領域
表現、直感、そして宇宙意識。私たちが個を超えより大きな叡智と繋がるための、高次のアンテナです。
これらの七つの車輪が滞りなく美しく回転している時、私たちの心身は完璧な調和の状態、すなわち「ウェルネス」を手にするのです。
Chapter2.世界を創る五つの母音
一方、日本には古来より「言葉には魂が宿る」という『言霊』の思想が深く根付いています。
発せられた言葉が単なる音の羅列ではなく、現実世界に具体的な影響を与える霊的な力を持つという信仰です。
その全ての言霊の根源的な「響き」を生み出しているのが、日本語のたった五つの母音「ア・イ・ウ・エ・オ」です。これらはいわば、世界を創造するための五つの「原初の音(プライモーディアル・サウンド)」。
それぞれの音が固有の周波数とエネルギーの質をその内に秘めているのです。
Chapter3.究極の共鳴
あなたの声を魂のチューニングフォークに
そしてここからがこの知的な旅の最も深遠なる領域です。
驚くべきことに、この日本の「五つの母音」とインド古来の「主要なチャクラ」の間には、完璧なまでの共鳴関係が存在するのです。
特定の母音を発声した時のその「振動」が、特定のチャクラの位置と完璧に響き合う。
それはまるで、あなたの「声」そのものが、あなたの魂のオーケストラを調律するための究極の「音叉(チューニングフォーク)」となることを意味しています。
「ア」の音 → 第四チャクラ(心臓):愛と受容の響き
口を最も大きく開けて発する開放的な音。胸の中心を震わせハートを開き、無条件の愛のエネルギーを覚醒させます。
「イ」の音 → 第六チャクラ(眉間):直感と叡智の響き
口を横に引き鋭く高く発する集中的な音。眉間の奥、松果体を刺激し内なる“瞳”を開き、物事の本質を見抜く力を研ぎ澄まします。
「ウ」の音 → 第三チャクラ(太陽神経叢):自信と個の力の響き
口をすぼめ、深く低く発する力強い音。腹部の中心を震わせ自らの「軸」を確立し、人生を自らの意志で創造していく力を固めます。
「エ」の音 → 第五チャクラ(喉):表現と真実の響き
口を横に広げ、真っ直に発する明瞭な音。喉の中心を解放し、内なる真実を恐れることなく世界へと誠実に伝える力を与えます。
「オ」の音 → 第二チャクラ(丹田):生命力と創造性の響き
口を丸く大きく開けて発する包括的な音。下腹部を震わせ生命の根源的なエネルギーと官能的な創造性を豊かに育みます。
Final Chapter.あなたの人生という音楽を奏でる
チャクラと言霊。
この二つの偉大なる叡智の体系があなたの内側で美しく結びついている。その事実に気づくこと。
それは、あなたがもはや人生の単なる「観客」ではなく、自らの声で自らの魂の楽器を日々美しく「調律」し、そしてあなただけの唯一無二の「人生という音楽」を自らの手で奏でていく「指揮者」であり「演奏者」であることを思い出すことに他なりません。
私たちFOURPILARSは、その気高い演奏のお手伝いをします。あなたの人生の物語が今どの音色を最も奏でたがっているのか。その答えを見つける知的な旅へようこそ。