自らの真実の「声」を取り戻した(第五チャクラ)、あなたの魂。
その次なる旅のテーマは、その声をどこへ向かって、どのように響かせるべきかを知る内なる「羅針盤」を手に入れることです。
私たちは、二つの肉体の目を持ちこの物質世界を見ています。
しかしその奥には、物事の表面的な姿を超え、隠された「本質」と未来への「ビジョン」を映し出す第三の“瞳”が存在します。
その全ての鍵を握っているのがあなたの内なる「叡智」の源泉。
今回探求する第六チャクラ【サードアイチャクラ 】なのです。
第一章:魂の司令塔
~直感とビジョンを司る第六チャクラ~
第五チャクラ」が内なる真実を世界へ届ける「声帯」であるならば「第六チャクラ」は、その声が向かうべき最適の航路を指し示す「司令塔(コントロールタワー)」です。
眉間の奥深くに位置し、静かな夜空のような藍色(インディゴブルー)の光を放つこの神聖なるセンター。それはあなたの魂が、宇宙の叡智と初めて出会う場所です。
このチャクラは、私たちが目に見える情報や感情の波に惑わされることなく、自らの人生を「見通す」力と物事の最善の選択を瞬時に察知する「直感力」を司ります。
それは、論理的な分析力であり霊的な洞察力であり、そして二元論を超えた「中庸」の視点でもあります。
【第六チャクラが健やかな時、あなたの人生は…】
思考を超えたレベルで物事の最善の選択肢を瞬時に察知できる。
トラブルや逆境の中にむしろ飛躍へのチャンスを見出すことができる。
言葉や表面的な事象に惑わされずその裏に隠された真実を静かに見抜ける。
芸術的なインスピレーションと論理的な問題解決能力が同時に冴えわたる。
【第六チャクラが不調和な時、あなたの人生は…】
偏見や凝り固まった理屈でしか物事を判断できず思考が極端に偏ってしまう。
自らの内面や未来を見通すことに恐れを感じ夢や希望を描くことができない。
物事の欠点や他者の未熟さばかりが目につき批判的で理屈っぽくなる。
あるいはコントロール不能なサイキック能力に振り回され神経質になってしまうことも。
(肉体的には慢性的な「偏頭痛」や「眼精疲労」として身体がSOSのサインを送ってくることもあります。)
この魂の司令塔が曇っているのか、それともクリアに機能しているのか。
それが、あなたの人生における「決断の質」と「創造性の高さ」を大きく左右しているのです。
第二章:閉ざされた瞳
~なぜ私たちは本質を見失うのか~
第六チャクラの不調和は、多くの場合「真実を見ることへの無意識の恐れ」にその根を持っています。
自らの内なる空虚さや未来への不確実性と向き合うことから目を逸らし、歪んだレンズで世界を見てしまうのです。
そして、ここで重要となるのが「第一チャクラ」との関係性です。
現実世界にどっしりと根を張る「グラウンディング(地に足をつける力)」は、第一チャクラが司ります。
一方、高次のインスピレーションや霊的な情報を受信するアンテナは第六チャクラが司ります。
もしあなたが第一チャクラに不安定さを抱えている場合(HSPやエンパスと言われる方も、この傾向が強いことがあります)、まず現実世界での安心感が揺らぎ、それがやがて第六チャクラが受信する高次の情報を正しく処理できなくさせてしまうという悪循環が生まれるのです。
第三章:天然石という「叡智の響き」
ではこの閉ざされ曇ってしまった瞳を、どうすれば再びクリアに開くことができるのでしょうか。
その一つの答えが特定の「色」を持つ天然石の力を借りることです。
第六チャクラは、その色である「藍色(インディゴブルー)」のエネルギーと強く共鳴します。
この静かな夜空や深海を思わせる色の天然石は、あなたの思考の混乱を鎮めその響きを取り戻す手助けをしてくれるでしょう。
【第六チャクラを癒し活性化する藍色の石たち】
第六チャクラの色である「藍色」は、叡智・直感、そして静謐な洞察を象徴する色。
この色のエネルギーを持つ天然石を身に着けることで、あなたの“瞳”は恐れから解放され真実のビジョンを映し出します。
ラピスラズリ、サファイア、アイオライト、タンザナイト、カイヤナイト
もしあなたが、
「思考がまとまらず決断ができない」
「未来への明るいビジョンが描けない」
と思うのであれば、
まずこの第六チャクラを癒す藍色の石をお守りとして身に着けてみてください。
その深く静かなエネルギーが、あなたに「あなたの中に全ての答えがある」という、最も大切な真実を思い出させてくれるはずです。
終章:あなたの物語の次なる章へ
チャクラとは、決して難解な神秘主義ではありません。
それは、あなたの人生の現在地を示し次なるステージへと進むための道筋を照らし出してくれる内なる虹の羅針盤です。
次回は、その羅針盤が指し示す最終目的地。
「宇宙意識」と「ワンネス」を司る「第七チャクラ」の世界を探求していきます。
あなたの人生の物語が今どの色の章を迎えているのか。
その答えを見つける知的な旅へようこそ。