癸亥は六十干支の60番目(最後)の干支です
心の世界観
癸亥の世界観は、冷たく澄んだ冬の雨が絶え間なく降り続ける情景を象徴しています。その冬の雨は、弱まることなく大地を潤し続けるイメージ…これが癸亥の人の心の奥底に広がる心象風景です。冬の雨のように、癸亥の人は静けさと落ち着きをまとっていますが、その内面には温かな人情が流れています。自分を前面に押し出すことは少ないため、時には捉えどころのない印象を与えることもありますが、本質的には寛容で優しさにあふれる人です。社交的で繊細な配慮を欠かさず、多様な人々と浅く広くつながりを持つことを得意とします。真っ直ぐで純粋な心を持ち、その振る舞いや言葉には誠実さがにじみ出ます。一度話し始めると、率直で的を射た発言が特徴。降り続く雨のように、癸亥の人は一度興味を持ったことには情熱を傾け、没頭することを厭いません。自由を愛し、マイペースを貫く姿勢があり、理想を掲げつつ、想像力を巡らせて夢を描くことが得意です。目標を定めた際には、その実現のために粘り強く努力を重ね、結果を出すまで諦めないポジティブな信念とチャレンジ精神を持っています。その一方で、興味を持たない分野にはあまり執着せず、あっさりとした態度を見せることも。ただし、自分の信念や情熱が強すぎると、視野が狭くなり、自己中心的になってしまう危険性もあります。他者の価値観に対する受容力が不足し、固定観念に縛られる場合もあるでしょう。癸亥の人のもう一つの特長は、頭の回転が速く、鋭い洞察力を持っている点です。その場の状況を的確に把握し、時代の流れを読む力に優れています。このような頭脳明晰さと直感の鋭さは、大きな強み。空から降ってくる雨粒は、自らをどこに落ちるかを選ぶことができません。しかし、降った先々では非常に沢山の生命の役に立ちます。ですから、環境に対する適応能力はズバ抜けて高い人です。また、この星を持つ人は非常に忍耐心のある努力家で、裏方で生きていく運を持っています。そして、周囲の人が気づかないところで運勢を発揮します。知性はあるが、一流企業のエリートには向かず、主役になると運勢を落とす場合も。また、自己を語ることが少ないが、相手に巧く合わせていく順応力があります。しかし、自分の本質を崩してまで相手には迎合せず、結局は我が道を歩む人です。女性は純粋でお人好し、男性は幅広い人脈を築く平和主義者です癸亥の人が持つ情熱と知性を最大限に活かすためには、自分の理想や目標に向けて前進する中で、他者の意見や視点を柔軟に取り入れることが重要。そうすることで、持ち前の意志の強さと頭の良さがさらに磨かれ、大きな成功を手にすることができるでしょう。

②五行:水(天干)-水(地支)/比和(同気)
③種類:専旺干支
④十二運:帝旺
⑤納音:大海水(音律:羽、納音五行:水)
⑥納音十二運:自臨
⑦空亡:子丑
⑧羊刃:丑
⑨六壬神課の十二天将:玄武
生まれ持った性質(日柱干支)
一見風采の上がらないような人に見えますが(特に男性)、礼節と信義に篤く、愛情心があるので人から尊敬を受けます。人の幸せを願う愛情心が、却って自分の思いを押し付ける結果となることもあります。頭の回転が早く知的で理性的な面も持っていますが、意外と情熱家で、勘と閃きによる直感的な判断力で、夢の実現の為に体当たりの努力をします。自信過剰にも陥りやすいので注意して下さい。自分なりの原理・原則を以って物事を考え、推理力もあるので、時として憶測に頼って判断してしまったり、独善的になったりという傾向があります。お人好しで包容力もあり、社交的で解放的な性格はいつでも平和を望み、決して人と争ったりすることもなく、幅広い人間関係を作ることができます。率直で楽天的なのですぐ調子に乗ってしまい、人にも好意的なので、特に女性は人に騙されたり、八方美人となりやすい傾向があります。金銭面では節約家で金銭勘定に長けていて、四柱如何によってはケチとなります。
日干が「癸亥」の有名人の例
【男性】
平成天皇昭仁(皇室、皇后に初一般人、狭心症手術、魚類研究)
徳川斉昭(水戸藩主、攘夷派)
土方歳三(新撰組・副長、戦死)
河本敏夫(国会議員、自民党、経済合理主義、簡明直裁)
堤清二(西部百貨店、セゾン・グループ会長、独裁的)
古河市兵衛(古河財閥、鉱山王、経営理念「運・鈍・根」)
飛鳥田一雄(政治家、社会党委員長)
浅野史郎(政治家、元厚生官僚、元宮城県知事、慶應大学教授)
親鸞聖人(仏教僧・浄土真宗の宗祖、鎌倉仏教、『教行信証』)
庭野日敬(宗教家、立正佼成会・教祖、法華経信仰)
谷口雅春(宗教家、生長の家総裁『生命の実相』、娘婿が継承)
三木清(哲学者、『人生論ノート』、治安維持法違反で逮捕)
嵐山光三郎(作家、エッセイスト、旅行好き)
渡辺淳一(作家、整形外科医、伝記文学、『失楽園』『化身』)
島田裕巳(宗教学者、助教授、オウム発言で日本女子大を辞職)
中沢新一(文化人類学者、評論家、宗教人類学)
二木啓孝(ジャーナリスト、「日刊ゲンダイ」編集部長)
荻野久作(医師、産婦人科医、オギノ式・避妊法)
畑正憲(作家、動物文学者、ムツゴロウ動物王国、菊池寛賞)
篠田正浩(映画監督、「瀬戸内少年野球団」)
平山亨(テレビ・プロデューサー、「仮面ライダー」他多数)
三遊亭金馬(落語家)
竜雷太(俳優、「太陽にほえろ」)
橋爪功(俳優・ドラマ「京都迷宮案内」、次男が覚醒剤で逮捕)
村上弘明(俳優)
清水宏次朗(俳優、歌手、ヤクザ映画が多い、詐欺で訴えられる)
RIKIYA(モデル、タレント、俳優、元ボクサーを目指す)
桑田佳祐(歌手、作曲、<サザンオールスターズ>、ヒット曲多)
久保田利伸(歌手)
明石家さんま(タレント・TV司会者、吉本興業、好感度No1)
小松政夫(コメディアン、俳優、タレント、「しらけ鳥音頭」)
タモリ(お笑いタレント・漫談家・司会者・DJ、サングラス)
ほっしゃん(お笑いタレント、吉本興業、大人になっても夜尿症)
りゅうちぇる(読者モデル・タレント、実業家、おバカキャラ)
前田忠明(芸能レポーター)
吉田照美(アナウンサー、タレント、文化放送からフリーに)
岡沢高宏(人気モデルでファッションデザイナー、広末涼子の夫)
内村航平(体操・日本代表、五輪と世界選手権で金メダル多数)
錦織圭(プロ・テニス選手、リオ五輪で銅メダルに、腎臓結石)
蝶野正洋(プロレス、新日本、IWGPヘビー級王座)
沢村忠(キック・ボクシング、「キックの鬼」、真空飛び膝蹴り)
谷口浩美(マラソン、1989年:東京国際マラソンで優勝)
谷川貞治(格闘技評論家、『格闘技通信』元編集長、SRS)
高木乗Ⅱ(占術家、四柱推命・命理学会会長、職転々、子供無)
伊藤耕月(四柱推命、神祥館館長、松本義亮の弟子→喧嘩別れ)
黒門(占術家・風水師・奇門遁甲・ネットで活躍・再婚・喘息)
宮城悟(占術、心相科学理論の提唱者、国際心相科学協会会長)
松村潔(占術家、西洋占星術、精神世界研究 タロット、著作)
長谷川博一(占術、EDLサイクル、経営コンサルタント)
吉田知弘(プロ雀士・競技麻雀・日本プロ麻雀協会所属で理事)
ポール・ディラック(理論物理学者・ノーベル物理学賞、量子)
ジャック・ニクラス(プロゴルファー、〝帝王〟とも呼ばれた)
ジョン・デンバー(歌手「カントリー・ロード」、墜落事故死)
ティム・ボガート(ベーシスト・ロック、歌唱、<BB&A>)
【女性】
紀宮清子(皇族、平成天皇の内親王、末子、結婚で皇籍を離脱)
三浦綾子(クリスチャン作家、『氷点』『塩狩峠』、闘病生活)
柳美里(作家、芥川賞、最高裁で出版差し止め判決)
羽仁もと子(女子教育者、雑誌、「家庭の友」を発行)
司葉子(女優、映画「紀ノ川」、夫は衆議院議員)
夏目雅子(女優、ブルーリボン賞、急性骨髄性白血病で短命死)
志穂美悦子(アクション女優、夫:歌手・長渕剛)
木内みどり(女優)
松雪泰子(女優、「白鳥麗子」「砂の器」、離婚、佐賀県出身)
中谷美紀(タレント、多数のにCMに出演)
森昌子(歌手「先生」、森進一と結婚で引退→離婚、子宮頸癌)
渡辺真知子(歌手)
鈴木亜美(歌手、親が所属事務所やレコード会社を訴訟→移籍)
カイヤ(外国人タレント、元Fモデル、夫川崎麻世と離婚訴訟)
南美希子(キャスター、アナウンサー、知的でハイセンス)
池江璃花子(競泳選手・自由形、数々の日本記録を塗り替える)
マザー・テレサ(修道女、インドで活動、ノーベル平和賞受賞)
ボーヴォワール(作家・フェミニズム、サルトルの事実上の妻)
バーバラ・ブッシュ(大統領夫人、社会問題に精力的に関わる)