戊午は六十干支の55番目の干支です
心の世界観
戊午の世界観は、マグマを内に秘めた雄大な真夏の山を象徴します。豊かな緑が溢れ、傍らには小川も流れ、蝶や小鳥も飛んでいます。そして、そこには家族でハイキングを楽しむ姿も。夏の山には、多くの生命を繁栄させる豊かさがある。大地の上に堂々とそびえ立ち、地下深くには熱くたぎるマグマを蓄えるイメージ…これが戊午の人の心の奥底に広がる心象風景です。地中にマグマを抱える静かな山のように、戊午の人は穏やかな雰囲気を漂わせ、大らかで親しみやすい人柄です。度量の広さと落ち着きがあり、どんな状況でも動じることはありません。普段は控えめで無口ですが、いざ発言するときは率直で力強い言葉を選びます。雄大な山がその場にどっしりと構えるように、戊午の人も目の前の状況を淡々と受け入れ、安定を重視します。戊午の人は朗らかで人に安心感を与える存在となります。真面目で忍耐強く、努力を積み重ねることに長けています。何かに興味を持ったときには深く掘り下げる探究心を発揮しますが、常に現実的で、夢想にふけることはありません。その穏やかな表情の裏には、揺るぎないプライドと、築き上げたものを守り抜きたいという強い意志が隠れています。しかし、ひとたび困難な状況に直面し、大きな変化を迫られると、山が噴火するように一気に行動を起こします。現状を打破するためには大胆さをいとわず、情熱を注いで新しい道を切り開き、土壇場に強い精神力や行動力を発揮します。ただし、この安定志向が強くなりすぎると、頑固さや自己革新の難しさが表面化することがあります。挑戦を恐れず一歩を踏み出せば大きな成功を収める可能性がある一方で、安定した環境に留まり続けると、その潜在能力を十分に発揮できない場合もあります。また、戊午の人は冷静で理知的な側面も持ち合わせています。論理的な思考力に優れ、物事を俯瞰して捉える力があります。斬新な視点で状況を見抜き、的確な判断を下すことが得意。戊午の人が本来の力を最大限に発揮するためには、マグマを秘めた山のように、自分の好きな分野をとことん追求しながら、高い目標を目指して成長していくことが重要です。安定を保つだけでなく、自ら厳しい環境に挑み、果敢に新たな試みを行うことで、持ち前の度量の大きさと行動力が輝きを放ち、さらなる成長へとつながるでしょう。また、大器晩成の人が多く、実家から離れてから運勢が動き出す傾向があります。知的で教養のある人ですが自我も強いです。好き嫌いもありますが、情も厚いので、来るものは拒まず、去る者も追わずというあっさりとした側面の持ち主。人の中心となる徳があるので、自我を押さえれば成功するでしょう。

②五行:土(天干)-火(地支)/火生土
③種類:扶干干支
④十二運:帝旺
⑤納音:天上火(音律:徴、納音五行:火)
⑥納音十二運:自旺
⑦空亡:子丑
⑧羊刃:午
⑨日柱の吉凶星(神殺):羊刃、学士
生まれ持った性質(日柱干支)
悠然としていて落ち着きがあり、人に媚びたりへつらったりする事が出来ません。大きな事を好み、何者をも恐れない、自信と知性を兼ね備えています。空想より現実を好み、つかみどころのないものを嫌います。合理的な信念をエネルギーとする人です。出世して成功する人が多い星ですが、四柱に傷官が多いと急死や事故災難にあうケースもあります。知的で教養のある人が多く、運も強い方です。運の強さが、周りの人を軽くあしらってしまうという欠点につながることもあります。好き嫌いもハッキリしていますが、情も厚いので、来る者は拒まずという器も持っています。だた、去る者も追わずというあっさりした側面も見受けられます。女性は不思議と、若い頃は年よりも老けて見られるのに、年を取ると却って若く見られる人が多いようです。
運気の傾向【戊午 帝旺 火性 天上火】
この日生れの人の運気は中の上とします。この生れは殊に、良薬は口に苦し、親目上の意見を聞いて働く人に幸せがあります。元来、親が良くて幼少から幸せの人が多いものですが、一方早く栄えて早く終る暗示もあり、中年すぎて浮き沈みの多い運り合せの人もいます。それで若いうちに十分わがままを慎しみ、更に人に反抗する心、浪費ぐせ、移り気などの欠点を反省して、これを改める努力をしないと、切角の幸運もいつか消え失せて、老いてから孤独な身となります。特長としては、陽気で朗らか、行動性の処もありますので、合理性を考えて、一事を貫徹する熱心さ、そして人と強調し、争論を慎んでいけば、大いに財富を得るものです。何よりも落ち付いた精神、じっくり考え、そして人のために働く心がけ、その上にも親孝行をしていくと、幸福はいつまでも続くものです。病は高血圧、心臓、肺、背髓、肩こり症などに注意。
日干が「戊午」の有名人の例
【男性】
大隈重信(政治家、首相、早稲田大学総長)
岩崎小弥太(経営者、三菱財閥、大正期から終戦まで社長)
清水次郎長(幕末の侠客、富士山麓の開墾、〝街道一の親分〟)
江崎真澄(国会議員、自民党、元副総理、入閣5回、愛知選出)
矢野絢也(国会議員、公明党委員長、創価学会)
石橋政嗣(政治家、国会議員、社会党委員長、〝安保5人男〟)
大槻文平(経営者、三菱鉱業セメント・会長、日経連会長)
丸山照雄(宗教評論家、公害企業主呪殺祈祷僧団を結成)
平岡昇修(仏教僧・華厳宗、東大寺執事長、サンスクリット語)
道場六三郎(日本料理人、料理の鉄人、ろくさん亭を経営)
加藤諦三(評論家)
舛添要一(国際政治学者、国会議員、自民党、TV出演)
嶌信彦(ジャーナリスト、評論家、TVコメンテーター)
矢代秋雄(作曲家、完璧主義、SM雑誌にマゾ派熱心な投稿者)
片岡千之助(歌舞伎役者、片岡孝太郎の長男、屋号「松嶋屋」)
地井武男(俳優、名脇役)
林家三平(落語家、アドリブとギャグを取り入れた落語)
山崎努(俳優、「マルサの女」、TV「必殺仕置人」)
天地茂(俳優、ニヒルな二枚目、「明智小五郎シリーズ」)
村野武範(俳優、タレント)
勝野洋(俳優)
市村正親(俳優、主に舞台で活躍、芸術祭賞他、24歳年の差婚)
でんでん(俳優、元お笑い芸人、コメディ調・庶民的役に定評)
渡航輝(モデル・俳優、数学が得意、においフェチ〝メモ魔〟)
加藤茶(タレント、コメディアン、<ドリフターズ>)
所太郎(タレント、レポーター、ワイドショー)
みのもんた(タレント・司会・キャスター、脊柱管狭窄症手術)
草野仁(キャスター、司会、ワイドショー)
富川悠太(アナウンサー、TV朝報道番組MC、新型コロナ感染)
伊野尾慧(タレント・歌手・俳優<Hey! Say! JUMP>、明大卒)
行徳哲男(日本BE研究所設立者・訓練プログラム、感性哲学)
新庄剛志(プロ野球・外野手、メージャーリーグへ移籍、離婚)
具志堅用高(ボクシング、WBA世界ジュニアフライ級王者)
松井章圭(空手家・極真会館館長、組手の天才、世界大会優勝)
琴風豪規(相撲、大関、年寄尾車)
橋本真也(プロレス、新日本プロレス、柔道出身)
鈴木みのる(格闘技、パンクラス、キングオブパンクラシスト)
きよ彦(着物デザイナー、バー経営、TV出演、お姉言葉)
高橋信次(宗教家・会社経営、新宗教・宗教法人GLA創始者)
西村龍生(占術家・四柱推命、初代・高木乗の高弟、本名:登)
田中俊平(占術家・馬主・経営 鮑黎明門下 大久保占い研究室)
岩崎輝明(玄米酵素社長、玄米酵素事件で報道被害、NHKを提訴)
五日市剛(工学博士、ツキを呼ぶ魔法の言葉「感謝」を啓蒙)
李玖(大韓帝国最後の皇太子李垠の次男、母は日本、事業失敗)
トルーマン(米国大統領、原爆投下、トルーマン・ドクトリン)
C・リンドバーグ(飛行家、大西洋を横断、「愛児誘拐事件」)
アントニ・ガウディ(建築家、サグラダ・ファミリア、構造美)
グイド・ヴァンロッサム(プログラマー・Python、Google勤務)
ハンス・キュング(カトリック神学者、教皇無謬論に異論主張)
カール・オルフ(作曲家、独自の作風「カルミナ・ブラーナ」)
ロジャー・フェデラー(プロテニス選手、〝世界最高の選手〟)
ロベール・メナール(ジャーナリスト、国境なき記者団を創設)
【女性】
楊貴妃(皇妃、玄宗皇帝の寵姫、傾国の美女、安史の乱で縊死す)
大屋政子(歌手・実業家、帝人会長の妻、〝おとうちゃん!〟)
大石静(人気脚本家「ふたりっ子」、弟の肩代わりで借金地獄)
田口ランディ(作家、メルマガを配信11万読者、性的オカルト)
カルメン・マキ(歌手、「時には母のない子のように」、ロック)
風吹ジュン(女優、「無能の人」「甦る金狼」)
井上真央(女優・タレント、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』主演)
葉月里緒菜(女優、”魔性の女”と言われる)
南野陽子(女優、映画・ドラマ・舞台等、「スケバン刑事Ⅱ」)
秋川リサ(モデル、タレント、女優、ハーフ、二度離婚)
川村エミコ(お笑い芸人<たんぽぽ>、不細工キャラを売りに)
五嶋節(バイオリン、五嶋みどり・龍の母親)
沢松奈生子(プロテニスプレーヤー、名門テニス一家に生れる)
ミア・タイラー(モデル、女優、Fデザイナー、プロモーター)