丁未は六十干支の44番目の干支です
心の世界観
丁未の世界観は、灼熱の砂漠で燃え続ける炎を象徴します。砂の中から立ち上がる炎が絶えることなく燃え盛るイメージ…これが丁未の人の内面に広がる心象風景を表します。砂漠の炎のように、気さくで明るい雰囲気を持ち、社交的で人との関わりを楽しむ傾向があります。揺らめく炎の柔軟さを思わせるような、人当たりの良さと優しさを備えています。一見すると控えめで柔らかい印象を与えますが、その内側には強い情熱と激しい感情が秘められています。義理人情に厚く、困っている人を助ける心を持ちながらも、基本的には感情で動き、理論に縛られることは少ないです。温和で寛大ですが、内面には批判精神もあり、女性の場合は嫉妬心も強い傾向です。また、比較的知能指数の高い人が多く、秘めた情熱を持ちます。一度決意したしたことは最後まで貫く静かな強運の持ち主。処世術も巧みなほうで、見た目以上に内面はとても大人っぽく、全てにおいて達観しています。思慮深く独立心もあるので自力で運を切り開きます。風に揺れながらも燃え続ける炎のように、丁未の人は情熱を持続させ、夢を追い続ける力があります。一度目標を定めると、強い意志と持久力でやり遂げる粘り強さを発揮。穏やかな一面もありますが、内心には高いプライドと負けん気があり、独自の道を進む姿勢を大切にします。他人の干渉を嫌い、黙々と努力を積み重ねるタイプ。ただし、この情熱が行き過ぎると、冷静さを欠き、物事を合理的に判断できなくなる場合があります。情熱に頼りすぎた結果、計画が甘くなり、問題に直面することもあるでしょう。しかし、丁未の人は基本的に粘り強く、簡単には挫折しません。ただし、大きな目標を追う際には、慎重さを忘れずに行動することが重要です。また、感情の起伏が激しいため、気分に左右されやすく、ストレスを抱えやすい一面もあります。しかし、その一方で、聡明さと優れた言語能力を持ち、人を惹きつける説得力のある話術が特徴的です。理想的な生き方は、灼熱の砂漠に燃える炎のように、夢に向かって情熱を燃やし続けることです。そのためには、感情をコントロールし、冷静で理性的な判断を心がけることが大切です。これによって、生まれ持った粘り強さと熱意を最大限に活かし、充実した人生を築くことができるでしょう。人情も厚く人徳と援助運もあるので、相当の地位にも上れる人です。但し、命式が弱いと気迷いが多くなり、職を転々としたりして、不安定な人生となる場合もあります。

②五行:火(天干)-土(地支)/火生土
③種類:漏干干支
④十二運:冠帯
⑤納音:天河水(音律:羽、納音五行:水)
⑥納音十二運:自養
⑦空亡:寅卯
⑧羊刃:未
⑨日柱の吉凶星(神殺):羊刃、紅艶、暗禄
生まれ持った性質(日柱干支)
温和で寛大ですが、プライドが高く、気取り屋さんです。表はソフトで控え目ですが、内に情熱を秘めています。元来、リーダーとしての素質を持っています(四柱さえ良ければ)。気さくな人柄で誰にでも親しみを抱かせる人です。聡明で思慮深く、何事にも才能を発揮します。しかし、四柱が弱いと、気迷いが多くなり、職を転々としたり、不安定な人生となってしまいがちです。四柱が強いと、粘り強く執念深さが発揮されます。根はお人好しで同情深いほうで、頼りにされると、一肌脱いでしまうのです。好き嫌いもハッキリしていて、気分屋の一面があります。この干支は人生に波乱が多いとされますが、晩年には安定します。女性は男勝りで勝気なしっかり者の多い星です。
運気の傾向【丁未 冠帯 水性 天河水】
この日生まれの人の運気は中の上とします。性質は穏やかで人情も厚く思慮もあり、小才もきいて、独立独歩の精神をもって世に出て富貴を得るものです。しかし物事に細か過ぎ、気がつきすぎて、かえって迷の心が生じ、それがために、あたら幸運を取り逃がしてしまう人もいます。また、その気迷いから、あちらこちらと走り廻り、身の移動をしたり、勤め先を変えてみたり、落ち着かず、自ら変動を招き失敗を招くこともあります。とにかく気の迷い疑い深い心、因循な気性、それにどこか融通のきかない処があれば、それは身中の害虫ですから早く取り払わなければいけません。この生まれは元来、財富に恵まれるものですから、いつも熱心に、勤め働くときは必ず富家となり、大財を得ることができます。しかしその大財も、気迷や、凝り性の為に活用を誤り、一時に失う心配もあり、また一生の間に何度も運の変わる暗示もありますから、成るべく旧処を守って、浪費を慎しみ保身するのが得策です。病は咳・喉・胃腸・癌などに注意。
日干が「丁未」の有名人の例
【男性】
安岡正篤(陽明学者、歴代首相の知恵袋、年号「平成」を考案)
澤庵宗彭(僧、臨済宗、紫衣事件で流罪、書画・詩文・茶の湯)
久保継成(宗教家、霊友会・会長、博士号、ユーモアあり)
関本忠弘(経営者、日本電気取締役会長、経団連副会長)
西和彦(経営者、アスキーの創業者、BASICを日本に導入)
安部修仁(経営者、吉野家D&Cの社長、アルバイトから叩上)┐
矢沢永吉(歌手、ロック、<キャロル>、「時間よ止まれ」)─┘
早坂茂三(政治評論家、元田中角栄首相の秘書、政務担当の秘書)
大江健三郎(作家、評論家、芥川賞、ノーベル文学賞)
塩田丸男(読売新聞記者を経て作家、評論家、TV出演)
松岡圭祐(作家、臨床心理士、『催眠』『千里眼』)
手塚治虫(漫画家・アニメ監督〝漫画の神様〟医学博士、胃癌)┐
小島剛夕(劇画家・漫画『子連れ狼』『半蔵の門』『斬殺者』)┘
尾田栄一郎(漫画家、漫画『ONE PIECE』が大ヒット)
今村昌平(映画監督、「楢山節考」「うなぎ」)
中村梅雀Ⅱ(歌舞伎役者・俳優、ベーシスト、TV2時間ドラマ)
藤竜也(俳優、映画「愛のコリーダ」主演)
えなり・かずき(俳優、子役から活躍、「渡る世間は鬼ばかり」)
カールスモーキー石井(歌手、監督、<米米クラブ>)
前田亘輝(歌手、<TUBE>夏に活躍、飯島直子と離婚)
堂本剛(歌手・俳優・タレント<KinKi Kids>、過呼吸症候群)
平井堅(歌手)
松村邦洋(お笑いタレント、ものまね、デブタレ「電波少年」)
北野誠(レポーター、タレント)
玉錦三右衛門(32代横綱、「喧嘩玉」、横綱在位中に病死)
中西太(野球、西鉄、4年連続本塁打王、監督、野球殿堂入り)
岩村明憲(プロ野球・内野、ヤクルト→大リーグ、野球解説者)
河本靜一朗(占術家、発音式姓名学、日本陰陽五行研究会会長)
日木流奈(極小未熟児で生まれ脳障害、”奇跡の詩人”)
シャルル・ド・ゴール(軍人・フランス大統領、次女ダウン症)
カール・フォン・クラウゼヴィッツ(軍人・軍事学『戦争論』)
ドン・キング(ボクシングプロモーター Mタイソンをダメに)
ルイス・セルヌーダ(詩人、同性愛者→独裁政権が国外追放へ)
ニーノ・ロータ(作曲家・映画音楽Godfather「愛のテーマ」)
ショーン・コネリー(俳優・「007」ジェームズ・ボンド役)
【女性】
黒柳徹子(タレント、ユニセフ大使、『窓際のトットチャン』)
松田聖子(歌手、離婚・再婚、一人娘の神田沙也加も歌手女優)
石川さゆり(演歌歌手・女優「津軽海峡冬景色」、事業の失敗)
宇多田ヒカル(歌手・シンガー・ソング・ライター・卵巣腫瘍)
深津絵里(女優、「悪人」モントリオール映画祭最優秀女優賞)
冨士眞奈美(女優、テレビが生んだスター第1号、ドラマで活躍)
水野真紀(タレント、女優)
安西ひろこ(タレント、女優、グラビアアイドル)
三屋裕子(バレーボール、ロス五輪で銅、下着会社社長→解任劇)
マリーヌ・ル・ペン(フランスの政治家、2代目国民戦線党首)
バーブラ・ストライサンド(歌手・女優・映画監督、「追憶」)
テイラー・スウィフト(歌手・シンガーソングライター、女優)