乙巳は六十干支の42番目の干支です
心の世界観
乙巳の世界観は、夏の太陽に照らされる美しい草花を象徴しています。鮮やかに咲き誇り、キラキラと生命力に溢れひと夏の花盛りを謳歌する姿をイメージ…これが、乙巳の人々の心に広がる心象風景です。この花のように、明るく華やかな雰囲気を持ち、活発で社交的な性格が特徴的です。表向きは冷静に見えることもありますが、実際には多感で感情豊かな一面を持つ芸術的な感性の持ち主で、感情に基づいて行動することが多いです。一度心を許した相手には深い愛情を注ぎ、献身的に尽くすことも得意です。また、周囲に柔軟に対応できる能力があり、人間関係の中で調和を保つのが上手です。たとえ好き嫌いがあったとしても、相手に合わせることで良好な関係を築くことができます。夏の短い花の命を全力で謳歌するように、乙巳の人は美しさや洗練されたものを追求します。華やかな外見とは裏腹に、非常に芯が強く、「これだ」と思ったことには即行動し、現状に満足せず常に向上を目指します。完璧主義的な一面もあり、自分の美学を大切にします。そして、その花は風に吹かれてゆらゆらと時々揺れます。外見はソフトでセンスも良く、ロマンチストにも見えるが、内面には性急で短気で勝気なところやバイタリティーもある。一見おしとやかに見えても、内面には強い信念があるので、近づいてみると第一印象と素が違う。これが、乙巳の人の個性と魅力でもあります。ただし、この性格が極端になると、感情的になりすぎて理性を欠くことがあり、人に騙されやすかったり、ストレスを抱えたりすることもあります。情に流されることで物事を短絡的に考えてしまう場合もあります。また、内面は繊細で、感情に振り回されやすい一面も持っています。一方で、乙巳の人は感性が鋭く、表現力に優れています。その豊かな感受性は美的センスを育み、芸術やクリエイティブな分野で才能を発揮する可能性があります。理想的な生き方は、夏の花が太陽の光を浴びて成長するように、自分の得意分野で能力を磨きながら必要な知識を吸収し、地道に努力を続けることです。感情に過度にとらわれず、理性的な判断を心がけることで、持ち前の行動力と美的センスを最大限に活かし、人生を大きく花開かせることができるでしょう。独特の個性や感性を持っているので、芸術世界にも通じ、そして「華」がある人。そのせいか、異性問題が多くなり、不倫へと陥りやすいので注意が必要。また、海外で活躍する暗示もあります。
②五行:木(天干)-火(地支)/木生火
③種類:漏干干支
④十二運:沐浴
⑤納音:覆燈火(音律:徴、納音五行:火)
⑥納音十二運:自臨
⑦空亡:寅卯
⑧羊刃:辰
⑨日柱の吉凶星(神殺):金輿禄
生まれ持った性質(日柱干支)
ソフトでセンスも良く、一見ロマンチストにも見えますが、頭の回転が早く、自分なりの思想を持っています。柔和で温かさを持つ人柄の割りに、性急で短気な処があり、バイタリティーもあります。明るいので、比較的友人には恵まれる方です。ただ欠点は意外と内面が頑固なので、人の言葉を受け入れにくい点と、巳の沐浴が食神となり色情の意味があるので、男女問題には注意が必要です。芸能界や海外で活躍するという暗示もあります。
運気の傾向【乙巳 沐浴 火性 覆燈火】
この日生れの人の運気は上の中とします。良き人は性格明朗、愛和の心があって知能も秀れ、多趣味で人に好かれ、金銭に不自由しない、恵まれたタイプの人とします。しかし悪くすると小才に溺れ、積極的な行動をきらい、安易浪費を事とし、女性に甘く、依頼心が強く、自主的に働くことをしない困った人もいます。これは根本にその人に実意というものに欠けていて、うかうかと人生を安楽に暮らそうとするからです。こんなナマケ者では切角の幸運も逃げて、貧乏暮ししかできません。何よりも上運を招くにはいつも小マメに立ち働き、誠意真実を現わすことが先決です。そうしているうちに、先の良質が世に認められて人望も高まり、名声も上がり、財富も集まること必定です。但しこの人は女難の相があり、色情は慎まねばいけません。病は頭痛、肺、神経痛、胃病、下の病気などに注意。
日干が「乙巳」の有名人の例
【男性】
乃木希典(軍人、陸軍大将、精神主義・求道的、自決・殉死)
池田勇人(国会議員、首相、自民党、所得倍増)
鳩山一郎(国会議員、首相)
宮本顕治(国会議員、共産党委員長、リンチ殺人で逮捕)
鮎川純太(社長、日産コンツェルン御曹司、杉田かおると結婚)
山中伸弥(医学者・ノーベル生理学医学賞、iPS細胞研究所)
利根川進(生物学者・免疫遺伝学者、ノーベル生理学・医学賞)
新村出(言語学者、『広辞苑』の編纂、文化勲章受賞)
平井和正(SF作家)
山内溥(任天堂・社長、46年以上在任、ファミコンで成功)
小林與三次(経営者、読売新聞社長)
横山エンタツ(漫才)
海老一染之助(曲芸師、寄席の伝統演芸・太神楽、兄とコンビ)
山本圭(俳優、「遠き落日」「豪姫」)
田中健(俳優、古手川祐子の女婿となるも離婚)
松坂桃李(俳優・モデル、映画・舞台・TV、父親は大学教員)
佐藤蛾次郎(俳優)
渡辺徹(俳優、タレント、文学座座員、妻:榊原郁恵)
野沢那智(声優、演出家、アラン・ドロンの吹替えで有名)
アントニオ古賀(歌手・ギタリスト・客員教授、胃癌を手術す)
モト冬樹(歌手・俳優・タレント・ギタリスト、コンビ組んで)
ゼンジー北京(漫才師、中国訛りの話術でマジックを演ずる)
志村正順(アナウンサー、草創期のプロ野球・相撲・学徒出陣)
安東弘樹(TBSのイケメン・アナウンサー、アッコにおまかせ)
若乃花勝(兄弟横綱・若貴ブーム、タレント、ちゃんこ店経営)
増位山太志郎(相撲、大関、引退後は年寄・三保ヶ関昇秋)
上田利治(野球、監督、阪急、日本ハム)
郭源治(野球、投手、中日ドラゴンズ、引退後に飲食店を経営)
波留敏夫(野球、野手、横浜→中日ドラゴンズ、”燃える男”)
中嶋悟(レーシング・ドライバー、日本人初のF1レーサーに)
福原陸三(滝野川一家四代目、”ヤクザは文化である”の名言)
木村義一(ビリヤードのプロ、達人、世界的な曲球界の第一人者)
袁樹珊(占術家・医師、四柱推命・六壬神課、蔣介石が最信任)
松本義亮(占術、四柱推命学、初代「天祥館」館主、鍋島藩出身)
中島多加仁(占術家・古着店経営者、紫微斗数他、父は宗教家)
江原啓之(霊能、スピリチュアル・カウンセラー、TVで活躍)
愛田武(大手ホストクラブ・愛田観光㈱の代表取締役、元ホスト)
シーザー(古代ローマ政治家、軍人、帝政の基礎を築く、暗殺)
エルヴィン・ロンメル(ドイツの陸軍軍人、数々の戦功を挙げ)
ジェイコブ・シフ(銀行家、日露戦争で日本の戦時国債を購入)
トーマス・J・ワトソン(実業家・IBM社の初代社長、富豪)
メンデル(司祭・修道院長、遺伝学の祖、「メンデルの法則」)
フランツ・シューベルト(作曲家・歌曲に名曲「魔笛」、夭折)
ジャン=ポール・ベルモンド(フランス俳優、プロデューサー)
ロック・ハドソン(俳優、同性愛者→公表、1985年AIDSで死亡)
ジョン・トラボルタ(俳優、長男亡くす、bisex、Scientology)
【女性】
森山真弓(官房長官、文部大臣、女性初の大臣)
大平光代(弁護士、元暴力団組長の妻、背中に刺青あり)
鈴鹿俊子(歌人・大学教授夫人→歌人と老いらくの恋→再婚へ)
市原悦子(女優、声優、「日本昔話」、TV「家政婦は見た!」)
野際陽子(女優、タレント、司会、俳優の千葉真一と離婚)
高峰秀子(女優)
麻丘めぐみ(女優、元歌手、「私の彼は左きき」がヒット、離婚)
田中好子(元歌手、女優、<キャンディーズ>、独立トラブル)
鈴木保奈美(女優、<とんねるず>の石橋貴明と電撃結婚)
釈由美子(女優・タレント、登山、エステ経営、009ノ1で声優)
奥菜恵(女優、歌手、年商160億のIT関連企業社長と結婚)
榎本加奈子(タレント、奔放トークも売り、佐々木主浩と結婚)
中原ひとみ(女優)
ちあき・なおみ(歌手、「喝采」でレコード大賞)
今陽子(歌手、<ピンキーとキラーズ>)
森公美子(オペラ歌手、女優、肥満、コミカルなキャラクター)
石川ひとみ(歌手)
光浦靖子(お笑いタレント<オアシズ>、映画解説、脳動脈瘤)
野中ともよ(元NHK、アナウンサー、キャスター)
幸田シャーミ(キャスター)
膳場貴子(NHKアナウンサー、プロジェクトXのキャスター)
モルガン・ユキ(芸妓、日本版シンデレラ、米国の財閥と結婚)
吉野信子(カタカムナ研究家、元客室乗務員CA・通訳翻訳者)
土井信子(料理研究家、土井勝の妻、NHK「きょうの料理」)
デビル雅美(女子プロレス、JWP)
ハル・ベリー(女優、ボンドガール、恋人のDVで片耳が難聴)
エイミー・ワインハウス(歌手、アル中、薬物過剰摂取短命死)
リアーナ(シンガーソングライター・モデル、グラミー賞受賞)