癸巳は六十干支の30番目の干支です
心の世界観
癸巳の心の世界観は、初夏の驟雨(しゅうう)が青葉若葉をイキイキとひときわ美しく際立たせ、静かに心地良く降る雨は、乾いた大地を潤し、風薫る大地の熱気を和らげる。遠くに雷鳴が響く中、しとしとと柔らかく静かに降る雨をイメージ。涼やかでしなやかに包み込むような癒しの雰囲気と、のびやかでおおらかなエネルギーに満ちている人。心地良い初夏の雨のように爽やかで物腰柔らかくソフトな印象で親しみやすく自然にみんなの輪に溶け込める人です。どこか不思議な感性を持ち、一見大人しく見えるものの、雷鳴響く中降る雨のように、心の内に情熱と競争心を秘める負けず嫌い屋さん。周囲の意見よりも自分で感じたことや考えたことを大事にするため、独特のセンスを持つ個性派です。ハマるとどこまでも追求する探求心を持ち、物事を掘り下げていく勉強熱心な人。粘り強く勤勉、地道で知能も高く、人に好かれる雰囲気を持った人です。媚びへつらうこともなく、ハッキリとものを言うことも出来る人。精神的な強さと弱さが表裏一体、非常に繊細。才能は持っていても素直には出さずに、自分が発揮したいと思うときには、最大限のセンスで望むことが出来るほど自分の力を上手にコントロール出来る世渡り上手なのも特徴。癸巳の人は、人との交わりの中で運を掴んでゆく人です。鋭い感性と洞察力を持ち、情報収集力と分析力に優れ、緻密な几帳面さと現実的発想力で周囲の人々を驚かせるような斬新なアイデアを生み出すことを好みます。常識にとらわれない考え方ができるという強みの持ち主。才能を活かし得意分野に腰を据え、地道に目標に向かって成長するのが理想的。爽やかな一面とは裏腹に、内面には猜疑心や嫉妬心が強く、執念深い部分を隠しています。これら負の部分を昇華できれば大きく開運できる人です。
生まれ持った性質(日柱干支)
地味で穏やかですが、媚びへつらうこともなく、ハッキリとものを言うことの出来る人です。もの静かで余り派手な表現はしない人ですが、ただ、粘り強く、勤勉で地道な歩みを続けて行きます。知能も良く人に好かれる雰囲気を持ち、世渡り上手です。人との交わりの中で運を掴んでゆく人で、自然体で生きて行く中で、自ずと地位名誉を得てゆきます。冷静に物事を観察しながら、一歩一歩前進して、やがて道が開かれて行きます。少し気の多い所が欠点ですが、焦らずに一つの事に徹すればやがて良くなる星です。内面に執念深く、嫉妬深い部分を隠しています。女性はお人好しで飾り気がなく、気軽に付き合える人ではありますが、女性的な柔らかさに欠けてしまいます。結婚相手については、自分に両親が揃っている場合は、却って片親の夫と結婚すると、離婚や死別を避けられると言われています。
運気の傾向【癸巳 胎 水性 長流水】
この日生れの人の運気は上の下とします。親切でやさしい。そして知能才能も秀れていて、世渡りも上手。人にも好かれ、成功もし、申し分のない幸せ者のようですが、とかく感情が先に立って、利害を忘れたり、愛情や同情に拘わって思わぬ損をすることがあり、また疑い深い性格で、グズグズして切角の幸運のチャンスを逃して後悔することがあります。とかく浮世は気を許せません。時と場合、決断力を速く、強く、テキパキと処理し、また非理損得も十分に計算して処世しなければなりません。また短気は損気といいます。強情を慎しみ、人の意見も入れて気長く努力することも大切です。時計のようにコツコツ絶えまない働き最上なのです。やがては輝く幸せが来るでしょう。ただ男女色情に悩みあり、嫉妬の心が強く、それがために切角の恋人に去られ、或は夫婦の仲を破ることもあり注意しなければなりません。病はノド・呼吸器、眼、鼻、子宮、下の病、などに注意。
②五行:水(天干)-火(地支)/水尅火
③種類:蓋頭干支
④十二運:胎
⑤納音:長流水(音律:羽、納音五行:水)
⑥納音十二運:自絶
⑦空亡:午未
⑧羊刃:丑
⑨日柱の吉凶星(神殺):禄馬同群(禄馬同郷)
日干が「癸巳」の有名人の例
【男性】
蓮如上人(仏教僧・浄土真宗、本願寺8世・中興の祖『御文』)
高野長英(幕末の蘭学者、高野家に養子、自刃)
山県有朋(首相、陸軍を創設、宮中某事件、長州出身)
宮沢喜一(首相、自民党、蔵相)
西村真悟(政治、衆議院議員、民主党除名、弁護士法違反で逮捕)
坪内寿夫(経営者、企業再建、”再建の神様”)
濱田益嗣(㈱赤福・社長、10代目の社長、赤福餅)
岩波茂雄(経営者、岩波書店・創立者、文庫時代の先駆)
田中実司(実業家・代議士、岐阜問屋町連合会長、繊維問屋街)
有城博昭(実業家、IT関連企業、イエスウィキャン創業社長)
山本有三(作家、『路傍の石』)
舟橋聖一(作家、横綱審議委員)
野坂昭如(作家)
赤塚不二夫(漫画家、ギャグ漫画を開拓 「天才バカボン」)
池上遼一(漫画家・劇画家、大学教授、『Cryingフリーマン』)
柳家小さん(落語家、落語協会会長、落語界初の人間国宝)
左卜全(俳優)
渡瀬恒彦(俳優、ドラマ「十津川警部」、渡哲也の弟、胆嚢癌)
うじきつよし(俳優、タレント、ロック・バンド<子供バンド>)
三波春夫(国民的歌手、民謡、”お客様は神様です!”)
ディック・ミネ(歌手、「人生の並木道」、女性遍歴あり)
槇原敬之(歌手・作曲、覚醒剤所持で逮捕、同性愛、盗用訴訟)
玉置浩二(歌手、薬師丸浩子と離婚)
生島ヒロシ(アナウンサー・タレント、司会者、大学客員教授)
ジャッキー・チェン(俳優、カンフー映画「プロジェクトA」)
千代の富士貢(大相撲・横綱・31回優勝・国民栄誉賞、膵臓癌)
ファイティング原田(ボクシング、世界王者)
張本勲(野球、野手、安打製造機、巨人)
吉田義男(野球、遊撃手、監督、阪神、1985年に優勝)
八木裕(野球、内野手、阪神一筋18年、”代打の神様”)
斎藤雅樹(野球、巨人、投手、引退後巨人のコーチに)
川口能活(サッカー、GK、2002年W杯日本代表)
板井祖山(占術家、四柱推命、元金融機関勤務、祖父が多借財)
北斗柄(東洋占術研究家、ネット等で活躍、六壬・紫微・遁甲)
泰志龍(占術家、四柱、易道協同組合の理事長、父は小林泰明)
谷銀六(九星気学、運命数対人法、競馬予想家、ドンガバ塾)
島朗(将棋棋士、第1期竜王、パソコンでデータ分析)
木村晋介(弁護士、オウム問題で発言、TVコメンテーター)
村西透(AV男優、AV監督)
セオドア・ルーズベルト(米大統領、軍人、作家、自然主義者)
ロートレック(画家・身体障害者・アルコール中毒→精神病院)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアニスト、世界的名声)
【女性】
良子皇太后(皇室、昭和天皇の皇后、追号〝香淳皇后〟、長寿)
林芙美子(作家、「放浪記」、悲惨な子供時代)
石井ふく子(プロデューサー、女優・OLを経てTBSに入社)
寺島しのぶ(女優、映画「キャタピラー」、フランス人と結婚)
和泉祥子(日本初の女性狂言師、十世三宅藤九郎 和泉元彌姉)
泉ピン子(女優、「おしん」、夫の隠し子発覚で涙の会見)
藤真利子(女優、「寒椿」)
大場久美子(女優、「コメットさん」、経営に失敗し自己破産)
高田聖子(女優、抜群の歌唱力、美しい殺陣、父は法隆寺管主)
城戸真亜子(女優、タレント、画家)
林葉直子(元女流棋士、タレント、作家、中原名人との不倫騒動)
淡谷のり子(歌手、「窓を開ければ」、ブルースの女王)
梓みちよ(歌手・女優、「こんにちは赤ちゃん」スピード離婚)
益田宏美(歌手、「ロマンス」「聖母たちのララバイ」)
リリィ(歌手・女優、「私は泣いています」、ハーフ、肺癌死)
坂本冬美(演歌歌手、「祝い酒」、膵臓病療養のため一時休養)
相川七瀬(歌手、カラーセラピスト「恋心」「夢見る少女…」)
市井沙耶香(歌手、<モーニング娘>、<プッチモニ>)
小倉優子(タレント、バラエティアイドル、愛称=ゆうこりん)
宇佐美恵子(ファッション・コーディネーター、元トップモデル)
青木裕子(グラビア・タレント、ユニィ・オーディションでGP)
山本モナ(アナウンサー、キャスター、議員との路上キス報道)
浅田真央(フィギュアスケート、バンクーバー五輪で銀メダル)
岡野あつこ(離婚カウンセラー、NPO日本家族問題相談連盟理事長)