辛卯は六十干支の28番目の干支です
心の世界観
己丑の心の世界観は、春爛漫の景色、あたたかな日差しを受けて芽吹いた若々しい草木。青々と繁茂する草葉のなかに、キラキラと光に満ち満ちた輝く宝石をイメージ。生まれながらにして華やかで気品を感じさせます。真っ直ぐで純粋、内面には宝石のような硬い意志を秘め譲れないこだわりも強い。人に優しくお人好しで大雑把な一面も。普段は表に出さないものの本質的には好き嫌いがハッキリしているタイプ。秀でたバランス感覚と芸術的センスを持ち、美意識の高さから美しいモノが大好き。自分は「人と違う特別な存在」であるという自己を高める原動力を持つ。草葉に覆われながらも負けずに輝こうとする宝石のように、目標を定めると一つのことに向かってコツコツ極める真面目な職人気質。自分の理想を形にするため地道に自分を磨いていきます。生粋の本物志向。中身のない軽薄なものは受け付けません。媚びへつらい無く一本気な性格。本物・一流にこだわるため、ときに周囲が驚くことをスマートに自然にやってのけます。また純粋な親切心を持ち世話好きで人のために尽くすことをいとわないため、献身的でまめまめしく面倒見が良いのも特徴。持ち前の難局を打開する力で、生まれ持った宝石をさらに輝かせるためひとつのことに腰を据えて地道に才能を磨きながら成長するのが理想的。厳しい試練や逆境に遭遇することも多いが、人生経験を人一倍つみ、内側から磨かれることでより一層輝きを放つことが出来るでしょう。頑固にならず視野を広げること、思いこみすぎないこと。妥協点が高いため繊細な内面は消耗しやすい。そんなときは一人でのんびりと頭を整理する時間を持つと心を豊かにしてくれます。
②五行:金(天干)-木(地支)/金尅木
③種類:蓋頭干支
④十二運:絶
⑤納音:松柏木(音律:角、納音五行:木)
⑥納音十二運:自旺
⑦空亡:午未
⑧羊刃:戌
⑨日柱の吉凶星(神殺):流霞
生まれ持った性質(日柱干支)
品が良く内面は繊細で神経質な面があります。年を取っても若々しさのある人が多いものです。ちょっと見は、威勢がよく、貴公子的でプライドの高い星ですが、内面に気の小ささや、迷い、移り気、貧乏性、愚痴などが潜んでいます。四柱によっては、内面のものを包み隠している人もありますし、また常々不平不満をすぐ口に出している人もあります(特に女性に多い)。投げやりになることもあります。ただ、本質的には正直でサッパリした人です。嘘がつけません。辛が宝飾・宝石を意味するからでしょうか、一流のものや新しいものを好みます。特異な勘と閃きの世界を持ち、独特な世界をつくり上げます。また、意外と行動力もありますが、媚びへつらいや安易な妥協が嫌いなので、誤解されることもしばしばです。根はお人好しなのですが、短気で衝動的、また気まぐれです。良い意味でも、悪い意味でも周囲をびっくりさせるようなことを、平気でやってのけることもある人です。絶しているとはいえ金なので、内面に頑固さと辛抱強さがあります。皮肉屋ですが、合理的な面を持った理論家であり、且つ実践を重んじるので、周囲の人は理解に苦しむ宇宙人のように見えているかも知れません。八方美人的なところはありますが、余り情緒的ではありません。女性は、ひっそりと咲いている花のようなイメージがあります。短気でお人好し、気分と行動にムラがあり、それでいて情に脆いという女性が多いものです。夫婦関係に苦情が出やすく、夫婦間にいつも不満が残ります。
運気の傾向【辛卯 絶 木性 松柏木】
この日生れの人の運気は下の上とします。外見は威勢がよく、気位も高く、貴公子然としてますが、内実は貧乏性で、気持ちが小さく気迷い愚痴が多くて、いつも不足不満を口にしているような人もいます。そして喜んだり怒ったり感情が激しく、移り気な処があって、物事を打壊してしまうこともあり、よく反省注意しなければなりません。この生れの良質としては、思いの外に正直で、本心はサッパリしている処があるものです。物事にこだわらずに、いつも明朗に活動するべきです。それに要了の良さ、立居のテキパキして活動的な処や、小才のきく処など、上長に好かれて出世の緒をつかむことがあります。とにかくアセリは禁物。思慮を一つに定めて物事を中途で投げ出したりせずに、漸を重ねて大成を期すべきです。生涯、口は禍いのもと。暴言、暴力を慎しみ。また異性関係、色情も十分に慎しまねばなりません。病は剣難事故、血圧、心臓、急性肺炎、胃病など。
日干が「辛卯」の有名人の例
【男性】
孫文(中国の政治家、革命家、三民主義を唱え辛亥革命を主謀)
橋本大二郎(高知県知事、元NHK記者、父と兄:国会議員)
中村敦夫(俳優、国会議員、作家、脚本家、「木枯し文次郎」)
鹿内信隆(経営者、フジ・サンケイグループ)
杉田玄白(蘭学医・小浜藩医『解体新書』、外科に優れていた)
坪内逍遥(近代日本の文豪、『当世書生気質』『小説神髄』)
藤田嗣治(洋画家)
弘兼憲史(漫画家、『島耕作』『黄昏流星群』『人間交差点』)
大島渚(映画監督、「愛のコリーダ」、妻:女優・小山明子)
テリー伊藤(演出家)
中村勘三郎(18代目・歌舞伎俳優、アメリカにて公演、食道癌)
和田浩治(俳優、胃癌で短命、スピード離婚→田村順子と再婚)
美輪明宏(歌手、俳優、演出家、タレント、女形、「黒蜥蜴」)
平幹二朗(俳優、ミュージカル)
田村正和(俳優、キザな二枚目、「眠狂四朗」「古畑任三郎」)
藤山寛美(喜劇俳優、”阿呆の寛美”、松竹新喜劇の座長)
天本英世(俳優、人気テレビ番組「仮面ライダー」の死神博士役)
内田朝雄(俳優、親分や黒幕など悪役が多い、宮沢賢治の研究)
徳重聡(俳優、「21世紀の裕次郎」グランプリに)
徳永英明(歌手、透き通った高音、ポリープ手術、もやもや病)
リーガル秀才(漫才師、戦後東京漫才の大看板、知的風刺漫才)
そのまんま東(タレント、児童福祉法違反の問題を起こす)
森且行(元歌手<SMAP>→オートレーサーに転向)
イチロー(野球・外野手、メジャーリーグで年間最多安打記録)
吉葉山潤之輔(第43代横綱、美男横綱、悲劇の横綱)
安生洋二(プロレスラー→K-1へ転身、”ミスター200%”)
初見良昭(武術家、戸隠流忍術34代目継承者、武神館を創設)
植村直己(探検家、冒険家、探検中に遭難-下山途中で消息絶つ)
星野隆男(登山家、冬季アイガー北壁登破の三冠王、遭難死)
ジャン=マリー・ル・ペン(仏の右派政治家・国民戦線の党首)
サルトル(哲学者・無神論的実存主義『存在と無』、斜視失明)
ヘンデル(作曲家・バロック音楽〝音楽の母〟、「メサイア」)
ロン・カーター(ジャズ・ベーシスト、マイルス・コンボ参加)
オーギュスト・エスコフィエ(シェフ、ホテル・リッツ料理長)
ベルニーニ(バロックの彫刻家・建築家、サン・ピエトロ広場)
ベニグノ・アキノ(フィリピン政治家・マニラ国際空港で暗殺)
ディエゴ・マラドーナ(サッカー史上に残るスター選手・監督)
【女性】
片山さつき(政治家・衆議院議員、行政書士、元官僚、自民党)
後藤正子(㈱名古屋の安売王アサヒドーカメラ社長、OA機器)
上坂冬子(作家、ノンフィクション)
松本侑子(作家、翻訳家、日本ペンクラブ理事、すばる文学賞)
柴門ふみ(漫画家、父が遭難死)
五月みどり(女優、画家 離婚再婚、日活ロマンポルノにも出演)
大原麗子(女優、名誉毀損裁判、ギラン・バレー症候群・鬱病他)
安田成美(女優、NHK「春よ来い」を途中降番する)
沢田亜矢子(女優、マネージャー松野行秀氏との離婚問題泥沼化)
常盤貴子(女優、「悪魔のKISS」)
観月ありさ(女優、歌手、母が麻薬取締法違反他で現行犯逮捕)
岸本加世子(女優)
兵藤ゆき(タレント、痩せ型の三枚目)
椎名林檎(歌手、スピード離婚)
佐藤愛子(歌手・女優・アイドル、<Ribbon>、芸能界を引退)
大坂なおみ(プロテニス選手、「全米オープン」優勝、ハーフ)
小島白楊(姓名判断、気学家相、四柱推命、易学、学易館・館主)
小沢遼子(民運動家、社会評論家、TV出演、市議、県議)
小渕千鶴子(小渕恵三首相の夫人、夫が脳梗塞で倒れ未亡人に)
コラソン・アキノ(フィリピン大統領、夫は空港で暗殺される)