「己未」は六十干支の56番目の干支です
心の世界観
己未の世界観は、果てしなく広がる熱き砂漠を象徴します。炎天下の砂漠がどこまでも続き、熱風が砂埃を巻き上げるイメージ…これが己未の人の心の奥底に広がる心象風景です。外柔内剛型で一見大人しそうですが、内面は度量が広く小さな事には拘らないところがります。広大な砂漠のように、己未の人は飾り気のない素朴さと、温かみのある人情味を持っています。気さくで親しみやすく、面倒見の良い性格は、多くの人に愛されます。少し不器用で垢抜けない部分が、その人間味をさらに引き立てる魅力となっています。純粋で正直な心を持ち、損得勘定に左右されず誠実に振る舞います。卑怯な行動を嫌い、正々堂々と生きる姿勢が特徴です。誠実で素直ですが、自分の信じる道を頑固に歩む情熱と信念の持ち主。砂が幾重にも積み重なるように、己未の人は内に秘めた情熱をコツコツと積み上げていきます。一見穏やかに見えますが、内心には誇り高い自信家の一面があります。常に自分を信じ、自分のペースで目指す道を進みます。好きなことを楽しみながら継続することが本質であり、成果そのものにはあまり執着しません。派手さを求めず、着実に物事を進める姿勢が特徴的です。しかし、一度状況が変わると、砂が流れるように大胆な行動に移ることがあります。新たな挑戦を恐れず、柔軟に変化を受け入れる力を発揮します。どんな困難にも冷静に向き合い、現状を上手に乗り越える才能を持っています。ただし、この安定志向が強すぎると、頑固さや視野の狭さが目立つことがあります。己未の人は、本来大きな挑戦を成功させる力を秘めていますが、きっかけがなければ本領を発揮できない場合もあります。柔軟さを欠くと、多様な選択肢を自ら狭めてしまうことがあるため注意が必要です。慎重で危機回避能力も強く、常識的なバランスの取れた行動をとることができますが、その反面、心の中には強い批判精神も秘め、それを心に溜めている場合もあります。普段は平和的だと思われても、ある日突然、感情を爆発させる場合もあります。大人しい性格の中に、強いパワーを秘めた人で、女性は気丈で強い性格を持ち、男性はやや地味で忍耐力が強い人が多いです。さらに、己未の人は高い知性と豊かな教養を備えています。物事を論理的に捉え、筋道を立てて考える力に優れています。知識を吸収するスピードが速く、生涯を通じて豊富な知恵を蓄えていくのも特徴です。己未の人が自分の能力を最大限に活かすためには、広大な砂漠のように自分の好きなことに打ち込みながら、明確な目標に向かって努力を重ねることが理想的です。頑なさを和らげ、柔軟な心を持つことで、内に秘めた情熱と知性が発揮され、さらに成長していけるでしょう。深慮の人で失敗はないが、情に流されるところもある。社会で生きる星だが、補佐役のほうが合いやすいでしょう。
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②五行:土(天干)-土(地支)/比和(同気)
③種類:専旺干支
④十二運:冠帯
⑤納音:天上火(音律:徴、納音五行:火)
⑥納音十二運:自衰
⑦空亡:子丑
⑧羊刃:未
⑨日柱の吉凶星(神殺):羊刃、福生貴人、暗禄
⑩六壬神課の十二天将:太常
生まれ持った性質(日柱干支)
外柔内剛型で、当たりはソフトだが、内面には磊落さを持っていますが、基本的には誠実で素直です。内面には情熱と信念を持ち、自分の信じる道を頑固に着実に歩んで行きます。自尊心の強い人で、周囲から見るとやや偏屈なところもあります。家庭運は余り良くありません。両親が生死別して揃ってなかったり、他家で養われたりということがありますし、初婚が破れやすい傾向があります。人生の初めは苦労しますが、晩年は安定します。
教師など人を教える立場に立つ人が多い。
運気の傾向【己未 冠帯 火性 天上火】
この日生れの人の運気は中の下とします。この生れは花の開いたように明るく朗らかに交際上手の人が成功し幸運をつかみます。ともすると、一事に熱中しすぎで融通がなくなり、またつまらぬ事にも腹をたてたりするのが欠点。生れつき情が深く、思いすぎ、考えすぎ、感傷に流れやすいので、それが苦労の種となります。気分はいつも軽やかに、ストレスは早く解決するようにしなければ幸せが来ません。この人は好人物です。しかし人の云うことを聞かず、横車を押したり、ヘソ曲りの悪いくせを出すと、親しい友人も去り、上長の引立も止り、親兄弟とも離れて、老いて苦しむことにもなります。いつも愛和の心で、スッキリした気分をもち、物のケジメを明確にして働きつとめれば、幸福万来です。病は頭痛、体毒、肝臓、テンカンなどに注意。
日干が「己未」の有名人の例
【男性】
レオナルド・ダ・ヴィンチ(ルネサンスの天才、「モナリザ」)
エイブラハム・リンカーン(米国大統領・奴隷解放の父・暗殺)
ダーウィン(生物学者、「進化論」を提唱、著書『種の起源』)
大谷米太郎(経営者、ホテル・ニューオータニ創業者、元力士)
児玉誉士夫(右翼運動家、フィクサー、ロッキード事件)
井上成美(海軍軍人、大将、日独伊同盟に反対、終戦工作)
美濃部達吉(法学者、天皇機関説を主張、不敬罪)
渡邊恒雄(読売新聞社社長・主筆、巨人軍のワンマンオーナー)
林裕章(吉本興業の会長、女婿、本業の「お笑い」に方針転換)
根本信男(実業家、総合毛髪企業アデランス創業者、世界展開)
西村京太郎(推理作家、トラベル・ミステリー)
水上勉(作家、社会派推理小説、直木賞、菊池寛賞、文化功労者)
辻仁成(芥川賞作家でロック歌手、すばる文学賞)
溝口敦(ノンフィクション作家、ジャーナリスト、襲撃事件被害)
今泉今衛門(13代目、陶芸家、人間国宝、色鍋島)
竹内栖鳳(日本画家、文化勲章)
サトウ・サンペイ(漫画家)
レオ澤鬼(画家・イラストレーター、点描画、エロい女性描く)
エド・ツワキ(イラストレーター、原田知世の夫、naked bunch)
パパイヤ鈴木(振付師、ダンサー、作曲家、タレント、作曲家)
内田吐夢(映画監督、「大菩薩峠」)
鶴田浩二(俳優、歌手、「傷だらけの人生」)
千葉真一(俳優、アクションスターの元祖、コロナ感染で死去)
松田優作(俳優、TV「太陽にほえろ!」「ブラックレイン」)
高嶋政伸(俳優、父:俳優・高嶋忠夫)
加藤晴彦(俳優、タレント、好感度ナンバーワン、名古屋出身)
東幹久(俳優)
北島三郎(演歌歌手、演歌界の大御所、紅白歌合戦の常連)
三代目魚武浜田茂夫(詩人、歌手、大塚寧々と離婚)
高橋圭三(司会者、元NHKアナウンサー、プロダクション社長)
服部幸應(料理評論家、タレント、服部学園理事長、医学博士)
太金きん太(タレント)
コージー冨田(ものまねタレント、「日本ものまね大賞」でGP)
三重ノ海剛(57代横綱、武蔵川親方、前さばき上手かった)
内川聖一(プロ野球・野手、高打率、ソフトバンク・日本代表)
古橋広之進(水泳、五輪で金メダル、JOC会長)
髙橋大輔(フィギュアスケート選手、五輪銅・世界選手権で銀)
川淵三郎(サッカー、東京五輪出場、Jリーグ・チェアマン)
秋山仁(数学者、グラフ理論・離散幾何学、TV出演、髭・長髪)
亀石厓風(占術家、四柱推命、心理分析、大乗推命学会を主宰)
佐藤六龍(占術家・推命・気学、透派掌門、張耀文と喧嘩別れ)
小林主明(HP占術家、西洋占星学、サビアン占星学、神智学)
フランク・ロイド・ライト(建築家、“近代建築の三大巨匠”)
【女性】
浮川初子(経営、プログラマー、㈱ジャストシステム代表取締役)
与謝野晶子(歌人)
湯川れい子(作詞、音楽評論家、DJ、TVコメンテータ)
福島瑞穂(弁護士、政治家、議員・社民党党首、夫婦別姓運動)
丹下キヨ子(往年の名女優、芸能界の”大姉御”として人気)
笛木優子(女優、韓国で超ブレイク、日本人初韓国連続ドラマ)
宮下順子(女優、元日活ポルノ女優)
古手川伸子(女優、古手川祐子の妹)
矢田亜希子(女優・タレント、夫押尾が麻薬取締法違反で逮捕)
南沙織(歌手、「17歳」、レコード大賞、夫:篠山紀信)
加藤登紀子(歌手、作詞、「知床旅情」「百万本のバラ」)
ジュディ・オング(歌手、女優、「魅せられて」、台湾生まれ)
金沢明子(民謡歌手)
研ナオコ(歌手、タレント、司会、「かもめはかもめ」、痩身)
木村亜希(モデル、元アイドル、プロ野球選手・清原和博の妻)
まちゃまちゃ(お笑いタレント、ピン芸人、漫談家、別名:摩邪)
兒玉遥(タレント・アイドル、<HKT48>H、滑舌が悪い)
ジャガー横田(人気女子プロレスラー、高齢出産、医師と結婚)
浅野都香砂(ボクシング、女性ボクサー)
アウンサン・スー・チー(政治家・自宅軟禁・ノーベル平和賞)
アンナ・モッフォ(ソプラノ歌手・女優、美声と美貌で高評価)