癸卯は六十干支の40番目の干支です
心の世界観
癸卯の世界観は、春の野原に静かに降り注ぐ優しい雨を象徴します。柔らかな雨が若草に潤いを与え、命を育むイメージ…これが癸卯の人々の心の奥深くに広がる心象風景です。春雨のように穏やかで優しい雰囲気を持ち、誰に対しても親しみやすく、面倒見の良い性格が特徴です。他人を思いやり、自分のことよりも周囲を優先する献身的な一面を持っています。豊かな社交性を備え、調和を重視して争いを避けるため、その場の空気を敏感に読み取り、誰とでも上手に関係を築きます。春雨が静かに野原を潤すように、癸卯の人は地道な努力を重ねながら、着実に自分の目標を達成していきます。外見は控えめでも、内面には高いプライドと負けず嫌いな精神を秘めています。自分の力を最大限に発揮できる環境を望み、自由な生き方を理想としています。対人関係では横のつながりを大切にし、他人に依存することを好まず、自立心を持っています。一度目標を定めると、現実的な視点を持ちながら粘り強く努力を続けるため、無謀な挑戦は避けつつも堅実に成果を上げるタイプ。聡明で素直でサッパリした実務人間。几帳面な性格で組織の中で生きる人が多い傾向です。また、組織内では、人付き合い良くズバ抜けて頭の回転が良い頭脳明晰な人物。周囲の空気を冷静に汲み取り、自分の意見をすり合わせていきます。潤滑油的な役目を果たすことが多い。人間関係において愛想は良いですが、自分の本心を簡単に見せません。その結果、心を許しあっての人間関係を作るのは苦手の様です。この特性が強くなりすぎると、保守的な傾向が際立ち、冒険心が欠けてしまうことがあります。常識に縛られて自由な発想が制限され、自分の本音を抑え込むことでストレスを溜め込みやすい繊細さも併せ持っています。その結果、行動が制約され、夢のスケールが小さくなる場合があります。癸卯の人はまた、鋭い感覚と優れた知性を持つのも特徴です。物事を効率よく処理する能力に長け、冷静な状況判断をもとにスムーズに事を進めることが得意です。そのため、どんな場面でも落ち着いて柔軟に対応できる頼れる存在となります。癸卯の人にとって理想的な生き方は、自分の得意分野で知識を深めながら、着実に目標へ向かって努力を重ねることです。常識に囚われすぎず、時には大胆に冒険することで、自分の献身性と知性を最大限に活かし、充実した人生を築くことができるでしょう。また、人徳があるので目立たなに様にしていても持ち上げられることが多いです。しかし、地位や名誉よりも家庭を優先する家庭人が多く、男女共に子煩悩。安定した人生を選択する天性の素質を持っています。周囲を円満にする雰囲気を備えています。男性の場合は官僚の世界で裁量を発揮し出世する人もいます。
②五行:水(天干)-木(地支)/水生木
③種類:漏干干支
④十二運:長生
⑤納音:金箔金(音律:商、納音五行:金)
⑥納音十二運:自胎
⑦空亡:辰巳
⑧羊刃:丑
⑨日柱の吉凶星(神殺):文昌貴人
生まれ持った性質(日柱干支)
聡明で直観力もある人ですが、感受性が強く内面が神経質な処がありますが、人の心を先読みし過ぎて、世話を焼きながら、忙しく生きている人です。純粋でサッパリしているので、かけ引きは苦手で、時に融通性が利かないこともあります。複雑なものより、さっぱりしている方が好きです。
現実的で合理主義者ですが、内面は負ず嫌いです。愛想は良くても、余り人には内面を見せませんので、心を許しあった人間関係を作るのは下手です。ゆったりと情緒の世界に浸る余裕はなく、どちらかと言うと実利の為に動きまわる性分です。独立独歩の道を歩みやすく、四柱が片寄っていると、人の言葉に耳を貸さずに失敗をしてしまうこともあります。
運気の傾向【癸卯 長生 金性 金箔金】
この日生れの人の運気は上の下とします。生れながらにして性質温和、智恵深くして新たに発明工夫をこらす人がいます。決断力もあり、天佑神助があり、不事の災難に逢っても、思いがけぬ援助を受けて、危期を脱して幸運をつかむこともあります。只この生れ、人によると外面は柔らかでも内に強情ヘソ曲りの性格をかくしていて一筋ではない人がいます。それにセッカチ短気、移り気な処もあるのは欠点です。とにかく愛情はこまやかで、人の和を得、更には器用さの特長を活かして、正直に、すなおに骨身をおしまず働くときは、天下の財貨は自から集合し、人もうらやむ富貴を得ることもできます。ただ女難色情で失敗しやすく、慎しまねばなりません。また口は万病の入口、飲食物には注意しなければなりません。病はノド、肺、胃、腸、腫れ物、下の病などに注意。
日干が「癸卯」の有名人の例
【男性】
吉田茂(政治家、首相、外交官、吉田学校、〝ワンマン宰相〟)
鈴木貫太郎(政治家、軍人、首相、終戦処理)
遠山元一(経営、日興証券・会長、創業)
板倉雄一郎(ベンチャー企業の雄として活躍するが倒産自己破産)
大塚朝之(実業家、「猿田彦珈琲」の創業社長、元俳優、CM)
国木田独歩(作家、『武蔵野』、新聞記者を経る)
梅原猛(哲学者、仏教学、古代史、『隠された十字架』)
馳星周(作家、ノワール小説、文芸評論『不夜城』『漂流街』)
赤池弘次(数理統計学者、モデル選択の手法=赤池情報量規準)
加藤一二三(将棋・一分将棋の名人、18歳で八段、早大中退)
君島一郎(ファッションデザイナー、君島ブランド、相続問題)
芦田淳(ファッション・デザイナー)
佐分利信(俳優、監督、「華麗なる一族」)
花菱アチャコ(俳優、喜劇俳優、漫才師)
川上音二郎(オッペケペー節、新派劇の基礎を築く)
三宅裕司(俳優、劇団スーパーエキセントリックシアター主宰)
田村高廣(俳優、坂妻の長男、弟二人も俳優、「兵隊やくざ」他)
山口崇(俳優)
川崎麻世(俳優、妻:タレントのカイヤ)
京本政樹(俳優)
秋野太作(俳優・タレント・エッセイスト・瞑想者、「必殺」)
柳沢慎吾(俳優、タレント、「ミナミの帝王」)
高見沢俊彦(ギタリスト・歌手、作詞・作曲担当 <THE ALFEE>)
グッチ裕三(歌手、タレント、ものまね、子供にも人気)
大野智(歌手、5人組ユニット<嵐>のリーダー)
鈴木達央(声優、歌手、TVアニメ「DEAR BOYS」石井努役担当)
尾崎将司(ゴルフ、愛称:”ジャンボ”)
塩田剛三(合気道の達人、養神館合気道創始者、植芝の直弟子)
智ノ花伸哉(相撲、幕内力士、高校教諭から角界入り、小兵)
水戸泉政人(相撲、関脇、大胆な塩まきで有名、巨漢)
佐竹雅昭(格闘技、K-1、所属ジム:怪獣王国)
佐山聡(掣圏道会館・館長、初代タイガーマスク)
船木和喜(スキー・ジャンプ競技、長野オリンピックで金)
堀江謙一(ヨット、海洋冒険家、菊池寛賞を受賞)
井崎脩五郎(競馬評論家、「ホースニュース社」編集部課長)
石井久吾(美術品鑑定、美術商、開運なんでも鑑定団)
判田格(占術家、翻訳家、『七政四余』・天源術、ギタリスト)
石丸健勝(占い研究家、四柱推命他、占い王国石盛代表取締役)
グレゴリウス13世(ローマ教皇、グレゴリオ暦採用、愛人あり)
チャールズ皇太子(英国、ダイアナ元妃が事故死、再婚で物議)
ベーカー駐日大使(政治家・上院議員、共和党、穏健派の重鎮)
グリゴリー・ペレルマン(数学者、「ポアンカレ予想」を証明)
ルイ・ダゲール(画家・写真家、写真発明「ダゲレオタイプ」)
ジョン・ケリー(政治家・上院議員、民主党大統領候補→落選)
エルトン・ジョン(シンガーソングライター、Bで男性と結婚)
【女性】
俵万智(歌人、『サラダ記念日』が200万部のベストセラー)
花井幸子(ファッションデザイナー、㈱花井の副社長)
京マチ子(女優)
夏樹陽子(女優、映画「借王」、「空手バカ一代」でデビュー)
加賀まりこ(女優)
丘みつ子(女優、2時間ドラマの女王、マラソン女優、離婚再婚)
小山明子(女優)
中山エミリ(女優、タレント、歌手、司会、目がパッチリしてる)
田中律子(女優、出版本「キャンプで逢いましょう」が映画化)
香西かおり(歌手、日本レコード大賞新人賞、「無言坂」)
藤あや子(美人演歌歌手、紅白歌合戦にも多数出場、元民謡歌手)
山本リンダ(歌手、「困っちゃうな」「狙いうち」)
欧陽菲菲(歌手)
アン・ルイス(歌手)
ダンプ松本(女子プロレスラー、引退後タレント活動)
ミミ萩原(タレント→女子プロレス→基督教系新興宗教に献身)
茅原ますみ(テレ東報道デスク、女子アナ、夫→悪性リンパ腫)
乙部綾子(ライブドアの広報担当、美人、テレビにも出演し人気)
キャロライン・ケネディ(弁護士・駐日大使、父JFKは暗殺)