「進化」がテーマだった2023年からいよいよ新たなプログラムが本格始動する2024年
2023年の干支は、癸(みずのと)の卯。癸は五行では「水」の気の「陰」を意味し、色は黒を表す。「癸」は十干では10番目、最後に位置し生命の終わりを意味するとともに、次の新たな生命が成長し始めている状態を意味する象意。そして地支の「卯」は「木」の気の「陰」を意味する。十二支の中で「卯」は、穏やかなウサギの様から「安全」「温和」の意味を持ち「陰」×「陰」で「相生」する年。イメージは黒ウサギといったところでしょうか。「世の中がより良くなる」と古くから東洋では縁起の良い黒ウサギ。黒ウサギといえば、香取慎吾さんが生み出した愛すべき “くろうさぎ” を思い浮かべる、私。2023年 卯年のシンボルにぴったりですね…。(癸卯は厳冬が去り、春の兆しが訪れ始めたことを表しています。)物事が着実に進化していく年であり新たな時代に向けて、自分自身の中身や個性をしっかり磨くことが開運のカギでした。
ひとつのサイクルが終わり「次」を見据えて徐々に動き出すことが求められる
今年2024年の干支は、甲(きのえ)の辰です。新しいことが次々始まるパワフルな年となる兆し。十干「甲」は「木」の気の「陽」を意味し、地支「辰」は「土」の気の「陽」で「相剋」の年。干支「甲(きのえ)」は十干の1番最初であり物事の始まりや成長を表します。春の気を享けて種の殻を破って出る状態、出発する意味があります。また十二支の辰は、振(しん)と言い、震う(ふるう)ことを意味し、万物が凄まじいほどに身を奮い立たせて、もとの体から抜け出す様子を表しています。(甲の五行は春の大樹を表し、五色では青。辰は青龍をイメージ。人物像は、新しい価値観を持ち皆に愛されるピュアで爽やかな好青年。まるで大谷翔平選手のようですね…)
自然万物が振動し草木が成長して活力が旺盛になる状態を表す辰年
辰は、十二支で唯一想像上の生き物
昇りゆく龍のように力強く
今まで思いつきもしないような新しいことが
次々と力強く始まっていくことになるでしょう。
転換期の波に乗るために必要なこととは?
2023年からの変化の波が加速する2024年。ひとりひとりが「強み」を活かし活躍する時代へと突入。2023年から自分の特技や強みを磨いて進んできた方にとっては朗報!大きな収穫を得ることになるでしょう。また風水では、「九紫火星」の20年間(9運)が始まる年です。9運時代のキーワードは、ズバリ「ホワイト化」。具体的には、過去の「負の遺産」が膿み出しのようにどんどんと炙り出されていきます。(「社会や企業・個々人の不道徳な悪行や不正行為など負の部分が露呈=膿を出す」)それと入れ替わるように、これまで自己研鑽を怠らず品行方正に生きてきた人や会社に注目が集まる年になるでしょう。新しい変化の時を迎え、世の中の価値観が「ホワイト化」優先の方向へ進んで動いていきますので、粛々と精魂尽くして自分自身の「強み」磨きに研鑽を積み、強いては自分の魂を曇らせている汚れを取り除いていく年にしていただきたいと思います。我が魂に1点の曇りナシ!と思えたとき、自分らしさや人間性がハッキリ出て来ます。「自分の存在意義や価値ってあるの?」という自分への問が、スーッと霧が晴れるように明確になり、自分らしい考えや生き方や在り方が自覚できるようになります。
これからの世界をどう生きるのか
「今の世の中の在り方を根本から変える」
御魂(おみたま)の立て替えと現世の建て直しが同時に始まりました。この世を御創りになった優しくも厳しい大祖神様の御意思であります。
今世再建に伴い、相応するあらゆる天災(危機的な自然災害)をも耐え、時代の波に乗り遅れないよう、個々人の「御魂(おみたま)磨き」が本当に大切となります。
「自分軸で生きる」がテーマ
これからの20年間は、新しい価値観を持った人々が活躍し始めることになるでしょう。有形の物質世界「お金や物」がすべてを動かすという古い価値観から抜け出し、物質的なもの以外の価値、すなわち、無形の精神世界「人徳や人間性、知性」という価値観を大切に、自灯明 (じとうみょう) で突き進む時代へ。(自灯明 <じとうみょう>とは、自分を頼りとして生きるという意味)
最後に…
四柱推命において人間は、「魂(本質)」と「心」と「身体」で出来ていると考えています。干支とは、天干と地支のことで、無形なる天の十干は「心」であり、有形なる地の十二支は「身体」を表します。運を良くするためには、原則に沿った生き方をすること。
そのためには…
✅宇宙の法則(陰陽五行と愛の法則)を知ること
✅自分はどの様な役目を持った人間なのかを知ること
✅そして、今が、どの様な時なのかを知ること
自分自身の命運をしっかりと知ることが、運気アップ、幸せになるポイント。
四柱推命は己を知るには最高の占術。魂を磨くために真実を理解すること。
2023年からの3年間は、時代の端境期。
2025年に向けての大転換期、ハッピーに乗り越えていきましょう!
2024年(2/4の立春から翌年節分まで)
日干別 運勢ダイジェスト
四柱推命では、人間の運命は一定のサイクルの中で繰り返されると考えられており、1年ごとの運は「流年」と呼ばれます。2024年がどんな1年になるのかを、ダイジェスト版にて解説。
甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸 の 十干(じっかん)の並び順です
ここをクリック!生年月日でわかる!こちらで干支をお調べいただけます
🟢比肩の年 自分のやりたいことを全力で取り組む
比肩ですので一つの段階が終わって新しい出発の意味もありますので新しいことに挑戦したり、環境を変えてみるタイミングです。自我が強くなる傾向、他人の意見に耳を傾けることでチャンスが生まれます。目標達成に向けて共に歩む仲間を大事に。また、比肩には分離という意味もあります。宝を表す財星を剋す星ですので、宝(大切なもの=愛・命・財)との分離を表す場合も。命式本体や大運との関係が悪ければ、職場を辞めたり、夫婦間での分離や健康・お金の分離が生ずる場合もあり。単身赴任や海外留学等には良い年です。月運は、1月疲れが出やすく無理はしないこと。3月は少々ナーバス気味になりそう。10月11月気張らずゆっくりお過ごしください。
🟢劫財の年 気持ちが大きくなり突っ走っりそう、軽率な行動は控えて
劫財の流年ですので、一か八か何かとモノに賭けたくなる年。投資等を行っている人は、慎重にされると良いかも知れません。自分の力を過信しすぎて失敗する可能性もあるので注意が必要。月運は、3月絶好のチャンス到来。10月11月劫財・比肩の月運ですので、特に慎重になさってください。劫財は、比肩と同じ様な分離の星ですので、比肩的な要素も出てきます。大きな買い物をするときは良く考えてから購入を。
🔴偏印の年 これまでの経験や知識を活かして新しいことへ挑戦
変身願望が芽生えやすい年。思いつきの行動はNG、長期的視点で行動を。シルバー層の方で命式本体や大運に食神があり、倒食となっている場合、健康面等に注意の暗示。健康診断は念入りに。また、妊産婦の方や小さなお子様がいらっしゃる方で同じく倒食となっている場合は、子供の事で苦労をされる場合もあり。受験生の方は勉学には良い年となります。月運は2月3月、そして12月は体調に気を付けながらお過ごしください。
🔴印綬の年 これまで頑張ってきたことが実を結びます
評価されたり名誉運あり。ここ数年で取り組んできたことに大輪の花が咲きそう。目上からの援助を得やすい。資格を取得したり、師を見つけて学ぶことで、知識を深めるのも良いでしょう。さらなる成長が期待できます。受験生の場合は、比較的学習に集中できる年。一般的に平穏な年ですが、お母様のことで何か気になることを時々感じることが。月運は、2月と3月・12月は体調管理をしてご無理をなさらないように。計画を立てたり、自分自身を内観するにはとても良い年でしょう。さらなる成長に期待できます。
🟠偏官の年 効果的な戦略を立てることが成功への鍵
多くの仕事や課題が増えるため、何かと気忙しく落ち着いて過ごすことが難しくなるかも。行動的になり現状を変えたくなるエネルギーも強まります。サラリーマン等で転勤が多い職場の方は、職場移動が有る方も。また、夫に対して不満を持たれているご婦人の場合は、何か行動を起こしたくなる年とも言えます。良くも悪くも、偏官の流年はカッとしやすく行動的になりやすい傾向が。体調管理にも注意が必要。月運は、4月・5月は強い比肩・敗財が来ます。競争心が高まるなど、他人との衝突が生じやすいので衝突を避けるためにも冷静な判断を心がけましょう。そして、7月は傷官です。行動的な年だけに、怪我や事故には十分気を付けながらお過ごしください。
🟠正官の年 自分の役割を果たし信頼を積み重ね高い成果を得られます
「立場が人を作る」と言われるように、与えられた役割を全うし評価UP。周囲からの信頼度も高まり目標に向かってがんばれる1年です。若い女性の場合は、甲で干合して結婚しやすい暗示も(傷官の強い命式の場合は注意が必要ですが)。十二運は衰と少し弱いですが、それなりに社会に出ていく運勢なのでがんばれます。月運は、4月・5月は劫財・比肩の月。周囲からのプレッシャーを感じるときは、注意が必要。6月は正官を剋す傷官の月。トゲのある言葉などで心が傷ついたり、怪我や事故などにも十分気を付けながらお過ごしください。緊張を和らげるため、オフタイムはリラックスして休息を取るように心がけるとよいでしょう。
🟡偏財の年 新しい出会いやチャンス到来、社交運や金運に恵まれます
積極的に人と関わることで、仕事や恋愛、人間関係など、さまざまな場面で好運が舞い込みます。交友関係が広がり何かと楽しめる年と言えます。男性の場合は、女性を口説きたくなる年ですので、適齢期の男性の場合は恋人を得るには良い年とも言えます。ただし、既婚の男性は家庭を壊さないように注意をしてください。営業活動等には良い年ですが、受験生の場合は遊びに意識が向きやすいので、計画をしっかりと立てることで学習に集中できます。月運は、6月・7月比肩・敗財の月。理想や夢が大きく膨らみ、情報に振り回されやすい傾向。お金の出入りも激しくなり、無駄遣いや疲労困憊に。健康管理に注意が必要。8月は、流されて遊び過ぎない様にしてしてください(特に既婚者)。受験生の方は、10月は学習に集中し難いかも。SNSなどの情報に触れる時間を制限し、大きな支出をする際は目的をはっきりさせることが重要です。
🟡正財の年 課題に集中、じっくりと努力を積み重ねることで成果が得られやすい
仕事やプライベートにおいて基盤を築くことに集中できそう。人間関係も良好、信頼が深まり新たなつながりが生まれる可能性が。流年 正財ですが、十二運の弱さが少し気になります。命式本体や大運との関係で、正財が良い働きをすれば嬉しいことが。貯蓄を始めたり家計簿をつけるなど、お金の管理をしっかりすることも幸運を呼び込む鍵となります。何事にも慎重になりすぎると、大切なチャンスを逃してしまう可能性もあるのでほどほどに。月運は、6月7月は劫財・比肩の月運ですのでご無理をされないようにお過ごしください。
🔵食神の年 プライベートが充実、自分の好きなことを思い切り楽しむことで開運
2年間の比肩・敗財の冬運が過ぎ、やっと春の運気を迎え心が穏やかに。忍耐辛抱もおわり。趣味や遊びも充実、家族やパートナーとの関係が深まる絶好の年。強い偏印があり倒食していなければ…。春の日差しを浴びながら、眺めのよい場所で食事を楽しんでみたり開放的な空間がツキを呼びます。好きな人との食事や新しい食材や料理を試してみる、料理教室に通う、食に関する資格を取得するなど、食に関連する体験や学びは積極的に。食に重きを置くことが幸運を引き寄せるカギです。月運は、6月偏印の月ですので、体調管理に気を付けてお過ごしください。また、9月は敗財 沐浴です、情や惰性で流されないようにご注意してください。