「辛未」は六十干支の8番目の干支です
心の世界観
辛未の心の世界観は、砂漠の中にひっそりと隠れた宝石を象徴します。美しい宝石が乾いた砂に埋もれ、静かに輝きを放っているイメージ…辛未の人の心象風景です。宝石のように控えめで落ち着いた雰囲気を持ち、自己主張を控えめにし、華やかさや軽薄さを嫌います。思慮深く慎重に物事を進め、感情を表に出さず、穏やかな人間関係を築いていきます。しかし、内心では感じたことを抑えてしまうため、気づかないうちに疲れてしまうこともあります。男性は温和で、感情を表に出さないため、少し掴みどころがない印象を持たれることが多い一方、女性はしっかり者が多く、きちんと自分の考えを持ち行動します。乾いた砂の中で輝く宝石のように、辛未の人は世間の評価に左右されず、地道に得意分野を磨き続けます。本物の価値を大切にし、独自の哲学を持っているため、他人の意見に流されることはありません。外見とは裏腹に、内面には強い意志があり、一つのことを深く追求し、努力の末に大きな成果を上げる力を持っています。粘り強く物事を追求し続ける力が特徴。しかし、この傾向が強すぎると、頑固で自己中心的な一面が現れることもあります。基本的には温厚ですが、自分の信念に対しては譲らず、強く主張することがあります。知性豊かで好奇心旺盛、学び続けることを楽しみます。論理的な思考や緻密な分析に長け、鋭い洞察力を持っており、人や社会を独自の視点で見つめています。男女問わず、外見は穏やかで優しそうに見えるものの、内には鋭い観察眼と批判的な視点を持っています。緻密で知的な傾向が強く、学問や研究を好むタイプが多い。思いやりが深いため、他人の問題に悩まされることもあります。辛未の人は、砂漠の中に埋もれた宝石のように、自分の情熱を注げる分野を見つけ、それを徹底的に磨きながら成長することが理想です。時には柔軟に多様な価値観を受け入れることで、芯の強さや探求心をさらに活かし、持っている才能を発揮できるようになるでしょう。自己修養を重ね、焦らず迷いを捨てることで、最終的に大きな成功を収めることができます。
②五行:金(天干)-土(地支)/土生金
③種類:扶干干支
④十二運:衰
⑤納音:路傍土(音律:宮、納音五行:土)
⑥納音十二運:自養
⑦空亡:戌亥
⑧羊刃:戌
生まれ持った性質(日柱干支)
淡々として控え目で表面はおとなしそうな人ですが、案外マイペースで芯がしっかりしていて辛抱強い人です。男性は温厚で、自分の感情を余り表に出さないので、掴み所のない人が多いのですが、女性の場合には見るからに確り者が多いようです。だたし、女性の場合も基本的には控え目ですが、内面の我がままさが出ます。もくもくと努力する人なので鈍感なように見えますが、鋭い観察眼と批判力をもっています。新し物好きです。緻密で頭のよい人が多く、学究肌ですが商才も持ち合わせています。表には余り現わしませんが好き嫌いもはっきりしていて、既成のものを嫌い独自な生き方や哲学を大事にしています。辛抱強く地味で、派手に目立つことを嫌いますが、泥にまみれることも嫌がる所があります。大人しそうな人ですが頭の良さと、辛抱強い努力で成功をしている人も多い干支です。
運気の傾向【辛未 衰 土性 路傍土】
この日生まれの人の運気は中の中とします。それで平凡な人達が多いのです。まづ余り考え過ぎ、理屈が多すぎて計画倒れとなりやすく。また人の為に良かれと思ってした事が、逆に仇となって逆恨みとなりわが身に損害を受けて、切角の善意が裏切られる事もあり、損な性分です。或る意味では、一年中我と我が身から苦労を買い求め、苦労を背負ってアクセクするそのことに楽しみがあるといったような自虐的な感情をもつ人もいる。また少しソソッかしい軽はずみな処もあり、或は趣味道楽に凝ったり、グズグズと気迷いばかり続けている人もあり、更には人の言葉に逆らって乱暴したり、締めくくりのない人もいたりします。これも要するに気が弱く、世渡りが上手でないので、コンプレックスになり、或いは逃避的心情から、いろいろの欠点が出てくるのです。こうした欠点を治すのは、何よりも世の道理、常識を深くする事です。理屈は第二、とにかく物事に熱心に行動して、勇気を持ち、中途半端でなく、一事を貫徹させていく努力を重ねれば、自づから徳も積まれ、漸次に幸福が訪れて来るのです。旅行好き、また住居も転々として落ちつきのないのは宜しくありません。病気は肺病、喘息、咽喉の病気、頭痛、肝臓、胃腸病、癌など注意。
■日干が「辛未」の有名人の例
【男性】
近衛文麿(首相、名門公家の生まれ、服毒自殺)
土光敏夫(経団連会長→臨調の会長、行政改革、Mr.合理化)
白洲次郎(実業家、貿易庁長官、吉田茂の側近として活躍、通訳)
鳥羽博道(実業家、ドトールコーヒー創業者、“コーヒー王”)
頼山陽(江戸期の歴史家・思想家・漢詩人・文人『日本外史』)
島崎藤村(浪漫派詩人・小説家、詩集『若菜集』『夜明け前』)
佐藤春夫(作家、詩人、叙情性豊かな作品)
菊池寛(作家、劇作家、「文芸春秋」を発刊)
佐藤春夫(作家、詩人)
内村鑑三(思想家、教師、キリスト教、再臨運動)
立花隆(評論家、ルポルタージュ、「田中角栄研究」)
佐木隆三(作家、ノンフィクション、TVコメンテーター)
深田祐介(ノンフィクション作家、直木賞)
山田洋次(映画監督、「男はつらいよ」シリーズ)
中村鴈治郎(歌舞伎俳優)
上原謙(俳優、加山雄三の父、大林雅子と離婚騒動)
榎木孝明(俳優、水彩画家、古武道(合気道)、30日間不食)
赤井英和(俳優・タレント、元ボクサー、〝浪速のロッキー〟)
池谷直樹(元五輪体操の銀メダリスト、タレント、2度の離婚)
辻井伸行(全盲の天才ピアニスト、国際ピアノコンクール優勝)
武田鉄矢(歌手、俳優、<海援隊>、「母に捧げるバラード」)
井上順(俳優、歌手)
布施明(歌手、「シクラメンのかおり」)
荒井注(コメディアン<ドリフ>、「カラオケボックス事件」)
今田耕司(タレント)
井上公造(芸能レポーター、タレント、ワイドショー等で活躍)
戸田一心斎(武士、直心影流の剣術家、京都・河原町に大道場)
山本“KID”徳郁(総合格闘家・レスラー、〝神の子〟、癌)
鏡リュウジ(西洋占星術、心理占星術研究、タロット、翻訳家)
大槻義彦(物理学者、TV出演、火の玉の研究、早大教授)
田中寅彦(将棋士、棋聖、PC通信で将棋専門ネット局を開く)
高嶋象山(易学、高嶋易断をつくる、青年に刺され死亡)
弦本将裕(占術家、動物占い、個性心理學研究所所長)
フランシス・ゴルトン(統計学者〝近代統計学の父〟、探検家)
ヤン・オールト(天文学者・天体物理学者、銀河系の渦巻構造)
ソロー(作家・詩人・博物学者、『ウォールデン 森の生活』)
ウエノミツアキ(フリーライター、ゲーマー、ゲーム関係記事)
パブロ・カザルス(チェロ演奏家、20世紀最大のチェリスト)
アンディ・ウィリアムス(歌手、「ムーン・リバー」、膀胱癌)
ノバク・ジョコビッチ(プロテニス選手、世界ランキング1位)
【女性】
千姫(徳川家康の孫娘、豊臣秀頼に嫁いで波乱の人生を歩んだ)
レディー・ガガ(歌手・アーティスト「ポーカー・フェイス」)
角田光代(作家、翻訳家、『対岸の彼女』直木賞受賞ドラマ化)
池田理代子(漫画家、劇画家 声楽家、『ベルサイユのばら』)
大山のぶ代(女優、声優、”ドラえもん”の声)
西村知美(女優、天然ボケ、24時間TVでマラソン)
林寛子(女優、タレント、歌手)
坂上香織(女優、主にVシネマ、元アイドル、全裸ヌード転身)
真木よう子(女優「SP 警視庁警備部警護課第四係」出来婚)
優香(タレント、元グラビアアイドル、元祖「癒し系」、声優)
佐藤江梨子(タレント、女優、巨乳系グラビアアイドル)
畠山みどり(歌手)
鈴木紗理奈(タレント、歌手、女優)
千住真理子(ヴァイオリニスト、国内外でソリストとして活躍)
だいたひかる(お笑い芸人・どうでもいい話、己の不倫で離婚)
恩田千佐子(アナウンサー・中京テレビ、「PS愛している」)
田中みな実(フリーアナウンサー、元TBS、二股デート疑惑)
水沢有(占術家、易学・周易・人相・用気術、東海林秀樹氏妻)