自らの体験や鑑定を通して体感したこと、
神様から授かった叡智をもとに、
人生デザインに活かせる実践的な小ネタを
丁寧に、時には軽やかにお届けします。
「私は、自らの名で立つべきか。それとも、叡智を束ねる者として支えるべきか。」人生のある地点に立ったとき、ふとこの問いが心に浮かぶ瞬間があります。役職や肩書きを超え、「私は何によってこの世界に価値を示すのか」という、根源的なテーマです。その答えは、外の世界にあるのではなく貴女自身の内側――
あなたは、王妃の髪を飾る一本の簪(かんざし)。それ単体でも、もちろん美しい。けれどもその真価は、誰かの髪に挿され、その人の美をいっそう引き立てた瞬間にこそ、完璧に現れます。それが、あなたの魂のエスプリ【釵釧金】の姿です。あなたは生まれながらにして、人々を惹きつける「華やかさ」と場の空気を
ご自身の内側から計り知れないほどのエネルギーが湧き上がり、思考は明晰で世界がまるで自分と完璧に「調和」しているかのように感じられる日。あるいは、何をしても空回りし心がざわつき、世界と自分自身との間に見えない「不協和音」を感じる日。この私たちの内なる感覚の違いは、一体どこから来るのでしょうか。
これまで私たちは、第一から第七まで、虹の階段を昇るように七つのチャクラの世界を探求してきました。しかし、どれほど美しい花を咲かせ天高く枝を伸ばす大樹も、その全てを支える大地に深く張られた「根」がなければひとたまりもなく倒れてしまいます。私たちの身体もまた同じです。一般的なチャクラ理論では語られる
すべてを見通す内なる“瞳”を開いた(第六チャクラ)、あなたの魂。その次なる旅は、個としての「私」という境界線を静かに溶かし、より大きな「何か」と一体となる究極の領域へと向かいます。それは、特定の信仰を持つ者だけが至れる特別な境地ではありません。私たちの誰もがその頭頂に宇宙へと開かれた「天の扉」を
自らの真実の「声」を取り戻した(第五チャクラ)あなたの魂。その次なる旅のテーマは、その声をどこへ向かってどのように響かせるべきかを知る内なる「羅針盤」を手に入れることです。私たちは、二つの肉体の目を持ちこの物質世界を見ています。しかしその奥には、物事の表面的な姿を超え、隠された「本質」と未来への
「愛」という普遍的なエネルギーに目覚めた(第四チャクラ)あなたの魂。その次なる旅のテーマは、その内なる愛と真実をいかにして外の世界へと「表現」していくかということです。私たちは言葉を持ち声を持ち、そして創造する手を持っています。しかし、そのかけがえのない表現の道具を本当に使いこなせているでしょう