己丑は六十干支の２６番目の干支です
心の世界観
己丑の心の世界観は、吐く息が白く寒さ凍てつく冬の終わり頃、壮観な視界が広がる田園風景をイメージ。冬の間じっくり静かに栄養を蓄える大地のように、普段から少しずつ努力を重ねることで大きく発展。冷たい霜に耐えながら春に向けて準備を進めるように、忍耐力に優れ、自分のペースを守り、真面目に着実に行きたい方向へ進んでいきます。コツコツとひたむきな努力家であり、勉強家のため知恵もあります。温和で自己主張を控えながら適切に振る舞う。おっとりした落着き感を持ち、穏やかで友好的な調和人。相手の気持ちを理解し、先入観なく相手の意見を受け入れます。
また大きな望みを抱くよりも、自分らしく自分の人生を楽しもうとするタイプ。楽しいと感じられることや面白いことをみつけると夢中になれる没頭力を発揮。新しい思考に気づくことを喜びに、仕事や勉強のパフォーマンスも高い。趣味の世界も充実。堅実で几帳面、情報収集能力も高く知識が豊富、地に足の着いた生き方をしようとするところも特徴です。冷たい霜に覆われた長い冬を耐える大地は、夢を叶える土壌を育てる。持ち前の意志の強さと粘り強さを活かしていくことでこれまでの努力が結実します。肥沃な人生を目指し得意分野の才能を伸ばしながら成長するのが理想的。常に幅広い「視点」と「視野」を持ち、視座が高い行動を意識しましょう。
②五行：土（天干）－土（地支）／比和（同気）
③種類：専旺干支
④十二運：墓
⑤納音：霹靂火（音律：徴、納音五行：火）
⑥納音十二運：自養
⑦空亡：午未
⑧羊刃：未
⑨日柱の吉凶星（神殺）：飛刃
⑩六壬神課の十二天将：貴人
生まれ持った性質（日柱干支）
性格は地味で堅実、無謀なことは余りしません。柔和円満で感情を余り表には現わさず、粘り強く自分なりに消化しようとします。淡白なようですが、意外と粘りがあり、面倒見もよい人です。外面的には温厚で大衆的な感じがしますが、「壁歴火」なので、内面に華やかさを好み、激しさを秘めています。多少偏屈で剛情な処もあります。中には自信過剰で高慢な人もあります。また、「壁歴火」は運命的に変化が多くなります。当りは柔軟ですが、中々スケールの大きな野心家も多い星です。欠点は、言葉に毒を含み口舌の災いがあり、そのことが折角のこの人の徳に傷をつけてしまうきらいがあることです。職業は内面自我が強いので、自由業が合っています。女性は結婚運が良くなく、後家相です。現実的で、自立した女性としてのパワーを持っている人が多く、社会性が強いので平凡な主婦には納まり切れません。初対面の人にも気軽に接します。
運気の傾向【己丑 墓 火性 霹靂火】
この日生れの人の運気は下の上とします。ぱっとしない風姿です。言葉も少なく、理解力もうすく、気持が朗らかでなく閉じ込もったような感じの人が多いものです。真面目で正直ですが、独善的で強情一徹の人もいたり、また一つの事に凝って「むき」になり、一生懸命に努力するけれど、その割りに報われず、いつも同じ処を行ったり来たりして、なかなか開運しない人がいます。これは自分の才能に磨きをかけず、いつも他力本願で、他人を当てにし、頼っているからです。玉も磨かねば価値なく、鏡も磨かねば光らぬのと同じです。自己の内心の才能を引き出すように、いろいろと研究工夫し、自分の道は自分で切り開く勉強をしなければなりません。それには礼を厚くして教えを受けて、わが身の教養を高めることです。そして「けち」な根性をすてて他人の幸福を思いやる気持が大切です。更に正直、真面目、努力家の良質を生かして、地道に徳を積めば、老いて必ず財富に恵まれるものです。ただ多少孤独的な点はやむを得ません。病は自閉症、喉、喘息、胸痛みなどに注意。
日干が「己丑」の有名人の例
【男性】
道元禅師（禅僧・曹洞宗開祖、渡宋、『正法眼蔵』、只管打坐）
吉田松陰（幕末の思想家、教育家、松下村塾、刑死）
盛田昭夫（ソニー会長、創業者、共著『ＮＯといえる日本』）
永野重雄（新日鉄・会長、財界四天王の一人）
平岩外四（経団連・会長、東京電力・会長、勲一等瑞宝章）
正岡道一（経営者、セシール・社長）
宇治正高（会社経営者、元アイドル、元俳優、＜イーグルス＞）
春日一幸（国会議員、民社党委員長、愛知県選出、”一幸節”）
大宅壮一（評論家、マスコミの帝王、名言が多い）
森本六爾（考古学者、弥生期稲作〝考古学と討ち死にした男〟）
安斎育郎（工学博士、核政策を激しく批判、心霊現象等の問題）
永島譲二（フランス自動車工業界初の日本人自動車デザイナー）
浅井慎平（写真家、映画撮影・音楽・TVコメンテーター、俳人）
矢入一男（ギター製造職人、現代の名工「ヤイリギター」社長）
梶原一騎（作家、『巨人の星』『あしたのジョー』『愛と誠』）
上之郷利昭（作家、ノンフィクション、『スパルタの海』）
さいとう・たかを（漫画家、『ゴルゴ１３』『無用之介』）
やなせ・たかし（漫画家、絵本作家、詩人、「アンパンマン」）
坂東三津五郎（歌舞伎俳優、前名：八十助、近藤サトとの離婚）
辰巳柳太郎（俳優、新国劇）
フランキー堺（俳優、大阪芸大教授、写楽の研究、映画「写楽」）
船越英二（俳優）
池部良（俳優）
萩原流行（俳優）
風間トオル（俳優、モデル、「滝廉太郎物語」「大誘拐」）
緒形直人（俳優、ＴＶ「信長」主演、俳優・緒形拳の次男）
反町隆史（俳優、「相棒」で法務省のキャリア官僚・冠城亘役）
下絛正巳（俳優、映画「男はつらいよ」で知られる名脇役）
トニー谷（タレント、コメディアン、ボードビリアン）
美川憲一（歌手、タレント、「さそり座の女」、女言葉、義母に）
松原留美子（タレント・女優、元祖ニューハーフ、ホステス業へ）
山本淳一（歌手・元アイドル＜光ＧＥＮＪＩ＞、都落ち芸人に）
細野晴臣（ミュージッシャン、ベーシスト、作曲家＜ＹＭＯ＞）
星吉昭（シンセサイザー奏者、＜姫神＞、幻想的な野外ライブ）
松坂大輔（野球・投手、〝平成の怪物〟、大リーグでも活躍を）
宅八郎（おたく評論家・コラムニスト、殺害予告で書類送検も）
銭天牛（占術家、易学・西洋占星術・西洋手相術・姓名判断他）
大田昌和（家相鑑定士、日本易学連合会認定鑑定士、建築設計士）
古賀稔彦（柔道家、五輪金メダル〝平成の三四郎〟、癌で死去）
武豊（天才騎手、史上初の天皇賞３連覇を達成、父も名騎手）
元木大介（野球、巨人、野手、”曲者”の異名を持つ）
一場靖弘（プロ野球、投手、楽天、裏金問題で球団オーナー辞任）
橘高淳（プロ野球審判、よく選手とのトラブルがある）
大森房吉（地震学者、世界的に有名な大森式地震計を考案）
今西錦司（生物学者、登山家、「棲み分け理論」を提唱）
村井純（慶応大学教授、インターネットの第一人者）
湯浅卓（国際弁護士、ニューヨーク州・ワシントンで、タレント）
ルチアーノ・ベネトン（実業家、ベネトンの共同創業者の１人）
ジークムント・フロイト（精神分析学者、〝精神分析学の祖〟）
ユング（精神科医・心理学者、集合的無意識、共時性、夢分析）
マーヴィン・トケイヤー（米ユダヤ教・ラビ、教育家、日本通）
ロバート・ピアリー（米国海軍の軍人で探検家、北極点初到達）
ウィリアム・ワーズワース（ロマン派詩人、湖水詩人、郭公詩）
サルコジ（フランス大統領、タカ派・保守右派、新自由主義者）
【女性】
秋篠宮佳子（皇室・内親王、国際基督教大学に合格→英国留学）
稲川素子（稲川素子事務所社長、外国人タレントを多く抱える）
薬師丸ひろ子（女優・歌手、「野生の証明」、玉置浩二と離婚）
三田佳子（女優、次男・高橋祐也が覚醒剤で逮捕される）
沢たまき（女優、タレント、ＴＶ番組「プレイガール」）
緑魔子（女優）
藤田朋子（女優、写真集出版差止事件）
君島十和子（元女優、元タレント、君島明夫人、社長夫人）
雛形あきこ（女優・タレント、豊満系、不倫報道→離婚→再婚）
深田恭子（女優、数多くの作品に恵まれ人気、適応障害で休養）
山口果林（女優）
伊藤裕子（ファッションモデル・女優、司会も熟す知的な才女）
小野真弓（女優・タレント・グラビアアイドル・歌手、ＣＭ等）
花田憲子（タレント、双子山親方夫人→離婚、若貴母、不倫疑惑）
岡田有紀（歌手、タレント）
阿川泰子（ジャズ歌手）
岡田美里（モデル、ＰＴＳＤを理由に堺正章と離婚）
山川恵里佳（タレント、ＣＭ出演、バラエティー番組）
田上よしえ（お笑い芸人・ピン芸人、毒舌ネタ、一人コントも）
千葉すず（水泳、世界選手権で銅メダル、五輪選考に洩れ提訴）
宮里藍（女子プロゴルファー、現役高校生でプロとなり活躍）
池田裕子（人気ＮＨＫアナウンサー→フリー、女優、癌を告白）
宮本佳代子（小泉純一郎首相の元妻、離婚）
小林恵美（タレント、グラビアアイドル、青山学院経営学部卒）
照葉桜子（占術家、紫微・四柱・タロット、東海林秀樹氏門下）